スワップ•ポイントの誤解。
ドル円相場がこの一週間で、160円台から152円台まで、凡そ7円下落した。
結構大相場である。
ドルと円には金利差が有り、金利の安い円を売って金利の高いドルを買うことは、立派な投資行為であり、個人投資家に人気が有る。
現在大手のFX.会社は日々、1万ドルに対して111ポイントのスワップ•ポイントを付与しているが、此れは111➗10,000✖️365➗153=2.6%で、毎日この日米金利差である2.6%を貰っている事になる。
素晴らしい。(と見える。)
ただこの前提は買ったドルの価値が変わらなければの話で、ドルが上がればスワップ•ポイント+キャピタル•ゲイン(元本の値上がり。)の両方を得る事が出来る。
素晴らしい。
ところが逆にドルが下がればスワップ•ポイントを上回るキャピタル・ロスを被るリスクを忘れてはならない。
この一週間を振り返ってみると、160円で買った10,000ドルに対して、111✖️7日=777円のスワップ•ポイントが手に入った。
ところが相場が160から153迄落ちたので、(160-153)✖️10,000=70,000円のキャピタル・ロスを被っているではないか?
70,000-777=69,223円、損した!
言いたいのは、毎日コツコツ貯めた日米金利差であるスワップ•ポイントは、スポット(ドル円相場)が少し動くだけで、一瞬の内に吹っ飛んでしまうと言う事である。
この一週間のドル下げでスワップ•ポイントだけを狙ってドル•ロングにしていた人は、痛い目に遭ったかも知れない。
矢張り介入がジワジワと冷や酒の様に効いてきている様な気がしてならない。

