今朝ふと庭を見ると何か黒い物が動いているので何だろうと思ったら、未だ小さいクワガタムシだ。

今日は夏休み恒例のお泊りの日で、近くに住む小6と小3の孫息子と孫娘が午後来るので、見せてやろうと思って捕まえておいた。

つい1週間前くらいに孫息子に”あのクワガタ、どうした？”と聞いたら”数日前に死んじゃったから本牧山頂公園（我々本牧地区に住む住民の避難所）に埋めてきてあげた。”と言うので可哀そうにと思っていた矢先のことだ。

こんなことって有るんだ。

死んだクワガタムシは3年前に皆で千葉の温泉に遊びに行った時に、孫息子が”必ず世話をするから。”と親に懇願して道の駅で勝って貰ったもので、丁度3年生きたんだな。

クワガタムシって陰険で（？）日中はずっと隅っこで寝ていて、夜中にごそごそ起きだして面白くも何んともない昆虫らしい。

我々が小さい頃は今の様にゲームなんて無かったから、夏になればカブトムシやクワガタムシ、そしてセミを捕まえて遊んだものだ。

都会の子は余り興味を持たないかと思ったが、やはり子供は子供なんですな。

で、遊びに来る丁度その朝にクワガタムシを捕まえて喜んでくれるかと思ったら、何と”死んじゃったクワガタ君が可哀そうだからもう飼わない。”と言う。

へーっ。

小さい頃から優しい子で妹を物凄く可愛がるし、小さい子や動物にも優しかったがそんなことを感じているんですな？

驚いた。

“夜、何食べたい？”と聞いたら”..のハンバーグ！”と二人で合唱している。

（注：カミさんはばーばと呼ばれるのが嫌で、名前を呼ばせている。筆者は勿論じーじである。）

何処か外にでも食べに行こうかと思っていたのに、ばーばの手作りの料理が良いのだそうだ。

陶芸で出掛けていたカミさんにLine.で”..のハンバーグが食べたいんだってよ。”と伝えたら、”貴方が吹き込んだんでしょ。どっかに食べに行こうと思ったのに。”とお冠である。

あっしにはかかわりの無い事でござんす。

で、先程クワガタムシは家の前の公園の木に戻してやった。

しかし、不思議なことがあるものだ..

今これを書いている間、二人の孫達はテレビを見ながら大声を出して笑いあっている。

屈託が無くて宜しい。