1日の上海総合指数は0.27%安、石炭、ソフトウエア関連が買われる!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
1日(月)の上海総合指数は安寄り後、先週末終値を挟んで売り買いが交錯する展開となりました。
終値は0.27%安の4057.74ポイントで引けました。
セクター別では石炭、ソフトウエア、AI関連などが買われました。
一方、半導体、白酒、通信設備などが売られました。

1日(月)の創業板指数は2.15%安となりました。

1日(月)の上海50指数は0.94%安となりました。

上海総合指数は5月14日、寄り付き直後に2015年6月以来となる場中高値4258.86ポイントを付けた後、下げトレンドを形成しています。
5月14日に行われた米中首脳会談ではサプライズがなかったこと、18日に発表された4月の月次経済統計が生産、固定資産投資、消費いずれも悪化、ネガティブサプライズとなったことなどが下げトレンド形成の要因として挙げられます。
小型材料株の動きを代表する創業板指数については5月29日(金)の寄付き直後に過去最高値を付けていますが、その後は売られています。
上海、深セン両市場合計の売買代金は2兆8775億元に留まっており、メーデー休暇入り直前の4月30日以来の低い水準となっています。
売買代金の縮小は、手掛かり材料の不足、投資家の様子見気分を表しています。
6月1日(月)の上海総合指数日足チャートは75日移動平均線を下回って引けており、下値を意識するのであれば、大台となる4000ポイントあたりがひとつの抵抗ラインとなりそうです。
国家統計局、物流購買聯合会は5月31日(日)現地時間9:30、5月の製造業PMIを発表しました。
結果は50.0で前月と比べ▲0.3ポイント低下しました。
ただ、ブルームバーグによる市場予想と一致しており、また、かろうじて景気拡大縮小の分かれ目となる50は維持しており、サプライズといったわけではありません。
細目指数をみると、新規輸出受注が▲1.7ポイント低下して48.6、輸入が▲1.3ポイント低下して46.8、購買量が▲1.3ポイント低下して49.8、新規受注が▲0.7ポイント低下して49.9と、いずれも50を下回ってきました。
外需、内需ともに弱含みではあります。
セクター別では石炭開発が急騰しています。
河南大有能源(600403)、鄭州煤電(600121)、中煤新集能源(601918)、北京昊華能源(601101)をはじめ、34銘柄中9銘柄がストップ高まで買われています。
唯一下げたのは華電能源(600726)だけですが、同社は前営業日まで5日連続でストップ高を付けており、6月1日(月)は利益確定売りに押されたとみられます。
中国新聞ネットは5月31日、「インドネシア政府は自然エネルギー資源の輸出管理を強化する」とのインドネシア経済担当大臣の記者会見の内容を伝えています。
インドネシアからの石炭供給が減ることで、グローバルで石炭価格が上昇するとの思惑から、本土石炭開発銘柄に資金が流入しました。
また、ソフトウエア関連が上昇しています。
北京久其ソフト(002279)、用友網絡科技(600588)、北京海量数拠技術(603138)、泛微網絡科技(603039)がストップ高まで買われています。
米国では先週後半から先週末にかけて、Okta、Snowflakeなどソフトウエア関連銘柄の株価が急騰しました。
予想以上に良かった決算内容がポジティブサムライズと評価されました。
AIエージェントの台頭によって、SaaS(Software as a Service)業務が淘汰されるのではないかといった見方が市場に広がり、ソフトウエア銘柄は売られていたのですが、足元の業績を見る限り、そうではないことが確認され、買われています。
売られていた中国のソフトウエア銘柄にも買い戻しが入ったとみられます。


