通貨同盟。
先月末の日米協調介入で163円台から155円台まで急落したドル円相場であるが、その後我が国の輸入筋の猛烈なドル買いに見舞われて、現在は158円台まで戻している。
まあ、7-8円も一気に下げれば、”やれやれ、やっと下がっててくれたか。”との”やれやれ買い。”が入っても不思議ではないか?
今回の介入後、ゴールデン•ウィーク介入後は暫く沈黙を保っていた、介入の指揮官である三村財務官が、”今回の介入は、言わば日米通貨同盟の完成形だ。”と発言した。
通貨同盟とは、2国間で単一の共通通貨を使う事に同意すると言う意味で、大袈裟に言えば、ドルと円との為替レートを一定の値幅で管理する事も考えられる。
今回の日米協調介入は、現在のドル円相場が過度に円安になっていると言う共通認識の下に行われた。
そしてこれを同盟と呼ぶのなら、もう160円を超える様な円安には行かせないのではなかろうか?
偉そうに言う積もりは無いが、多くの皆さんは1985年のプラザ合意以来始まった、協調介入のSignificance.(意義)の事を良く理解していないのではなかろうか?
ましてや、通貨同盟に至っては、”何だ、それは?”位の認識であろう。
全くの個人的意見ではあるが、160円は、”近くて遠い。”レベルであろうと思っている。

