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先日、マニラ発福岡行きのLCC.便が福岡空港の門限(最終着陸時間)の22時迄に着陸出来ず、近くの北九州空港に着陸して給油した後にマニラに引き返すと言う事件が起きた。

その日は台風の影響で他の便が遅れ、このLCC.便は管制塔から、”貴方はこれから3番目の着陸です。”と言われたが、パイロットが燃料不足を恐れて福岡空港への着陸を諦めて北九州空港へ向かった。

時間にしたらものの15分分の燃料と聞いたが、そんなにギリギリの燃料しか積んでいないのかなあ？

LCC.はLow Cost Carrier.(安いコストの航空会社)の略で日本では格安航空会社と呼ばれる。

凡そ10年くらい前に大学時代の友人達と最初で最後のLCC.搭乗体験をしたが、確かに運賃が驚く程安かった記憶が有る。

確か1万円くらい奮発(?)してビジネス　クラスにアップグレードしたが、食事は前もってネットで購入し、飲み物は有料だった。

何かの間違いか、食事が二つ来て、”一つしか頼んでいないよ。”と断ったが、CA.が”Yes, you ordered.”と引き下がらない。

“二つも食えるか！アンタが食べろよ。”と言ったら、”Are you sure?”とニコニコして引き下がった。

新聞やら雑誌は一切無し。

クアラルンプール経由でバリ島に行ったのだが、行きはクアラルンプール空港で凡そ3時間、帰りは凡そ4時間待たされた。

まあ定年退職したジーさんばかりだから数時間待たされるのはどうって事は無いが、それにしても…

ところで、LCC.は節約の為にギリギリの燃料しか積まないのかな？

航空運賃が安いのに越した事は無いが、安いが為に危険や不便な目に合うのは敵わないな。

この会社は外資系で、機内のアナウンスは全て英語だけで日本人の乗客は何が起きているのかよく分からず、随分心細い思いをしたらしい。

ご苦労様でした。

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