昨日久し振りに(最近出掛けないので、ガソリンが減らない。)給油した時に1リッター当たり195円位(ハイオク)だったので、”あれ、随分高くなったな！”と思っていたら、今朝の朝刊に”ガソリン、181超”の文字が躍り、全国のレギュラーガソリンの平均価格が前週より1.6円高い181.9円となった事を伝えた。

15年振りの高値だそうだ。

最も大きな要因は価格を抑える政府の補助金が段階的に減らされているからだが、他にも原油価格の上昇と円安がある。

そう、円安。

ドル円相場は、昨日とうとう145円の大台をすんなり超えて146円台までドル高&円安が進んだ。

腹立たしいのはこんなに物価が上がっているのに、日銀は”未だ2%の物価目標達成に自信が持てない。”と言って金融緩和政策を変えようとしない。

今年後半から来年に掛けて物価は下がると言い切る。

阿呆か！

我が国の金利が下方硬直している間にアメリカの金利はどんどん上がり、日米金利差が益々広がって円を売ってドルを買う動きが台頭する。

円安=輸入物価上昇=ガソリンを含む全般的な物価上昇となり、円安を何とか止めて欲しいのだが我が国の金融当局は、”為替相場を注意深く見守っている。”と当たり前の事だけ言って何もしない。

最近流行ったTop Gun.で主人公が”Don’t think, just do!”=(考えてばかりいないで、直ぐに行動しろ！”と言っていたが、”Don’t chitchat, just do!”=(おしゃべりばかりしないで、直ぐに行動=介入しろ！”と言ってやりたい。

ああ、暑いのう！