今日伊藤雅俊セブン&アイホールディングス名誉会長のお別れの会が開催され、筆者も参加させて頂いた。

伊藤さんは戦後浅草に広さ二畳程の小さな洋品店から商売をお始めになり、その後はイトーヨーカドー、セブンイレブンとどんどん商売を広げて、昨年7月時点で累計販売金額13兆円の巨大なグループを作り上げた方だ。

筆者は25年くらい存じ上げていて、公私共々に大変お世話になった。

兎に角謙虚な方で、35歳も年下の筆者に友人の様に接して頂いた。

時々突然自宅に電話が掛かってきて、世界の金融情勢について鋭いご質問を頂いて、随分冷や冷やしたものだ。

話した事は全てメモに取っていらして、”あの時こう言っていたね。”と後から言われて再び冷や冷やする事も度々有った。

3月に98歳でお亡くなりになったが、昨年お会いした時は大変お元気でいらして、その訃報に驚いたが天寿を全うされたのだろう。

伊藤さん、大変お世話になりました。

合掌。