酒匂隆雄の畢生の遊楽三昧 sakoh

バルサン騒動。

2022/10/14

引っ越しが終わり、未だ段ボール箱の整理に四苦八苦しているが、空き家になった元の家の事も忘れはならない。

今は業者に任せてその家を売りに出しているのだが、昨日までの3日間プロのクリーニング業者に頼んだら、ぴっかぴっかになった。

流石、プロだ。

その業者が、”今空になっている状態で、バルサンを焚いて家から虫を追い出した方が良いでしょう。”と言われて、バルサンを6個買って元の家に出掛けた。

そのバルサンには、”火災報知器は反応しません。”と書いてあったので、そのままスイッチを入れて1時間待つことにした。

部屋の中は煙みたいなのがシューシュー出て来て人間は居られない。

外の車の中で待つことにして一応管理人さんにその事を伝えたら、”火災報知機に覆いを被せましたか?”と訊かれ、”いえ、火災報知器は反応しない物を買ってきました。”と言ったら、”時々火災報知器が反応するんです。もう付けちゃいましたか?”と心配そうな顔をしている。

おい、おい。

“火災報知器が反応するとどうなるんですか?”と訊いたら、”消防車が来ちゃいます。”と言う。

うへー!

でも、もうどうしようもない。

観念した。

結局10分経ってもベルが鳴らない。

(良かった。)

丁度1時間経って部屋に戻ると、廊下にコオロギみたいな物が腹を上に向けてくたばっている。

リビングルームにも居た。

人間様が居なくなったら、早速昆虫が居候に来たのか。

そうは行くもんか。

しかし矢張り専門業者の方のアドバイスは適切だな。

感心した。

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プロフィール

さこう・たかお
酒匂隆雄

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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