酒匂隆雄の畢生の遊楽三昧 sakoh

捧腹絶倒。

2022/03/07

先日、ひょんなことから去年の暮れ頃に録画していたお笑い番組の”ご長寿グランプリ。”なるものを観た。

これは大体80歳以上のご老人を集めて簡単なクイズに答えて貰うと言う趣向であるが、本当に腹を抱えて笑ってしまう。

大体ちんぷんかんぷんな答えが出てくるが、一人が惜しい答えをすると次から次へと似た様な答えをし、それがちょっとずれるとどんどんずれが広がって行って司会者が手を焼いてしまう。

例えば”秋になってあっという間に日が暮れることを何落としの様だと言うでしょうか?”と言う質問に対して、”お金を落としました。”,年を聞かれたと勘違いして”84歳になりました。”,などの珍答が続出するが、ヒントで”井戸の水を汲むときに使う道具です。”と教えると、”つる落とし。”などの答えが出て来て司会者が”惜しい!”と言うとさあ大変。

最初の問題は完璧に忘れてしまっていて”つる落とし。”からどんどん飛躍が始まる。

“つるの恩返し。”、”ネズミの恩返し。”、”ネズミの嫁入り。”とどんどん正解から離れていくのだが、ご本人たちは至極真面目に答えているので余計におかしいのだ。

居眠りをする人や歌を歌う人も出てきたり、はたまた”おしっこがしたい。”と言う人も出てくる。

大笑いしていたらカミさんがぼそっと言った。

“貴方もその内ああいう風になるわよ。”

“馬鹿野郎、俺はああなる前に死ぬことにしてんだ。”

お粗末で御座いました。

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プロフィール

さこう・たかお
酒匂隆雄

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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