トランプ大統領が、”中国との通商協議は延期した。今は中国と話したくない。”とツィートしたらしい。

米国と中国は第1段階の貿易合意発効から6カ月の節目に際し、ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表、ムニューシン米財務長官と劉鶴中国副首相の間で履行状況を点検するための協議を先週末に予定していたがこれが突然無期延期となって、”何かあったのか？”と訝っていたのだが、そう言う事か？

現在米中間の関係は例のお互いの総領事館封鎖以来益々険悪なものになりつつあったが、大統領がここまで駄々をこねるかなあ？

劣勢が伝えられる11月の大統領選挙を控えてトランプ大統領も引くに引けないのであろう。

ところで今まで見聞きするメディアからの情報だと、どの世論調査も例外なく”次期大統領にふさわしい人物”としてバイデン民主党候補が50対40くらいの10ポイント差くらいで有利としていたのだが、女性に人気のあるカマラ・ハリス上院議員を副大統領候補に仕立てて益々その差は広がると思いきや、何とその差が縮まりつつあると言う。

4年前の選挙もそうであったが、米大統領選挙の結果は終わってみるまで分からない。

圧倒的に民主党に有利だと言われている郵便投票に対してトランプ大統領が猛烈に反対しているらしいが、もし本当に郵便投票でなくなれば意外にトランプさん、勝っちゃうかも..

昨日も史上最高値を更新したナスダックやS&P.指数の騰勢を見るとニューヨーク株式市場はトランプ勝利を信じているのかなあ？

11月の大統領選、益々混迷を深めてきた。