29日の上海総合指数は1.16%高、弱いながら反発、バイオ医薬が全面高!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
29日(月)の上海総合指数は僅かに安寄り後、前場は先週末終値を挟んだ売り買い交錯でしたが、後場に入ると買い優勢の展開に変わり、終値はほぼ高値引けとなる1.16%高の4073.90ポイントで引けました。
セクター別ではバイオ医薬関連が幅広く買われました。
一方、非鉄金属、電子部品などに利益確定りが広がりました。

29日(月)の創業板指数は0.54%高となりました。

29日(月)の上海50指数は2.89%高となりました。

上海総合指数は6月8日(月)を底値として一旦リバウンドしたのですが戻りは弱く、23日(火)以降は売りに押される展開となりました。
一方、26日(金)は場中で200日移動平均線を割りかけたのですが終値では戻しており、29日(月)もこの移動平均線が下値支持となり、一旦戻しています。
ただ、上海、深セン両市場合計の売買代金は3兆5178億元で先週末よりも347億元ほど少なく、本格反騰には程遠い状況です。
第十四次五か年計画初年度にあたり、第2四半期以降、投資、消費の拡大を期待した投資家も多かったのでしょうが、4月、5月の月次統計は不動産投資の落ち込み、固定資産投資、消費の減速などが目立ち、投資家の期待は萎みつつあります。
30日(火)には6月の製造業PMIが発表される予定ですが、景気の拡大、縮小の分かれ目となる50を上回るかどうか、気になるところです。
ちなみに、3月以降のデータを羅列しておくと、50.4、50.3、50と減速傾向となっています。
大きく落ち込むようだと、7月中に開催されるだろう“上半期の経済動向を分析して下半期の経済運営方針を決定(修正)する会議(政治局会議)”で何らかの政策が打ち出されるといった期待が高まるでしょう。
投資、消費が悪化している現状で、内需拡大策、不動産市場安定化政策、或いは民生に関する政策などへの期待が高まりそうです。
テクニカルにみれば、上海総合指数は移動平均線の間隔が詰まってきました。
何でもよいので、マクロ面でのはっきりとした手掛かり材料が欲しいところです。
セクター別ではバイオ医薬関連が幅広く買われています。
北京双鷺薬業(002038)、重慶太極実業(600129)、江蘇康縁薬業(600557)、広東衆生薬業(002317)、凱莱英医薬集団(002821)などがストップ高まで上昇しています。
国家医薬保障局は29日(月)、557品目について初めて医療保険目録に掲載、57品目について初めて国家医療保障局の指導の下で創られた商業健康保険の参考目録に掲載しました。
これらの薬品が新たに保険適用となる以上、薬品会社の売上は増加するでしょうから、投資家はバイオ医薬銘柄に対して幅広く買いを入れています。
セルサイドのアナリストたちは、しばらく相場になっていないこれらの銘柄に対して割安感があるなどと主張しています。
景気変動に左右されにくいディフェンシブ銘柄に資金が向かうこと自体、足元の相場付き、手詰まり感を表しているといった見方もできそうです。
AI相場の循環物色だけでは株価は上がりにくくなっています。


