17日の上海総合指数は1.41%高、業績好調の半導体関連が広く買われる!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
17日(月)の上海総合指数は前日終値近辺で寄り付いた後、終日強い相場となりました。
終値は1.41%高の3982.65ポイントで引けました。
セクター別では半導体、電子部品、電子材料などが買われました。
一方、白酒などが売られました。

17日(月)の創業板指数は3.14%高となりました。

17日(月)の上海50指数は1.00%高となりました。

上海総合指数は7日上旬、200日移動平均線を割り込むと、そのまま下落トレンドを形成していましたが、7月後半の値固めが終わると、7月30日の中央政治局会議、7月31日の7月の製造業PMI発表などを経て、自律反発に転じています。
先週は上値が重く、日柄調整のような展開が続いたのですが、8月17日(月))は1.41%高、日足はごく短い下ヒゲのある比較的大きな陽線をつけています。
セクター別では半導体が買われました。
通富微電子(002156)、有研新材料(600206)がストップ高、江蘇長電科技(600584)が9.07%高と買われています。
SMICは8月13日(木)大引け後、2026年4-6月期業績(速報値)を発表しました。
売上高は前年同期比では36.1%増、前期比では20.0%増となる30億600万ドルとなりました。
粗利益は順に69.1%増、51.0%増、純利益は261.7%増、142.7%増と市場予想を上回る結果となりました。
中微半導体(688380)は16日(日)、2026年6月中間期業績を発表、予想を上回る44%増収、98%増益であったことで、株価は16.81%高と大きく買われています。
半導体関連セクター全体で業績の良さが評価され、資金が流入しました。
半導体関連の業績の良さはその上流セクターの業績回復に繋がるだろうとの見方から、電子部品、電子材料セクターにも資金が流入しました。
ただ、全体相場をみると、17日(月)の売買代金は2兆3875億元で先週末と比べれば2447億元ほど増えてはいますが、ここ1週間との比較では大きな変化はありません。
この材料が相場全体をけん引するほどの規模であったというわけではなさそうです。
国家統計局は17日(月)大引後となる15:00、7月の月次経済統計を発表しました。
結果は以下の通りです。
鉱工業生産:4.5%増(前月と比べ▲0.8ポイント、市場予想と比べ▲0.5ポイント)
小売売上高:0.6%増(〃▲0.4ポイント、〃▲0.9ポイント)
固定資産投資(累計):▲6.7%減(前月累計と比べ▲1.0ポイント)
全国不動産開発投資(累計):▲19.2%減(〃▲1.2ポイント)
商品不動産販売面積(累計):▲11.8%減(〃▲0.2ポイント)
商品不動産在庫面積(月末):▲0.8%減(前月と比べ+0.1ポイント)
その他の統計も示しておきます。
輸出(人民元ベース):17.8%増(前月と比べ▲3.0ポイント)
輸入(人民元ベース):21.2%増(〃▲8.2ポイント)
CPI:0.5%上昇(〃▲0.5ポイント)
PPI:3.5%上昇(〃▲0.6ポイント)
カッコ内の数字をざっと見ても▲ばかりであることがわかります。
不動産不況が設備投資の足を引っ張っており、一般に遅行指数である消費も悪化が続いています。
引き続き景気の悪化が止まらない中で、政策面での下支えが効いていないといった状況が続いています。
本来なら場中(現地時間10:30)に行われる発表ですが、今月は本土大引け後であったことも気になります。
ちなみに、香港市場の大引は現地時間16:00なので、1時間ほどこの結果を消化する時間がありました。
その時間帯のハンセン指数の動きを見ると、若干反応しているような感もあるのですが、サプライズで大きく売られたというわけではありません。
政策期待が高まるでしょうから、明日の本土市場は一概に下がるとは言えません。
政策発動がなければ、政府による大型株の買い支えによって証券、金融などが買われる可能性もありそうです。


