10日の上海総合指数は0.67%高、5日続伸、ディフェンシブセクターに資金流入!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
10日(月)の上海総合指数は高寄り後、後場に一旦先週末終値比マイナスとなる場面もあったのですが、大引けにかけて持ち直し、終値は0.67%高の3966.59ポイントで引けました。
セクター別では医療サービス、貴金属、養鶏・養豚などが買われました。
一方、電子部品の一角、保険、通信設備などが売られました。

10日(月)の創業板指数は0.73%安となりました。

10日(月)の上海50指数は0.25%高となりました。

上海総合指数は7日上旬、200日移動平均線を割り込むと、そのまま下落トレンドを形成していましたが、7月30日の中央政治局会議、7月31日の7月製造業PMI発表などを経て、7月後半からの値固めが終わると、自律反発に転じています。
足元では8月4日(火)以降、10日(月)にかけて5日続伸となっています。
景気見通しの悪化も、政策期待が醸成されたところで、値固め終了といったテクニカル要因が加わり上昇したとみています。
売買代金の推移を見ると、3日(月)の2兆元割れから回復、5日(水)~10日(月)は2兆5000億元台から2兆6000億元台で推移しています。
売買代金が大きく膨らんでいないという点、ファンダメンタルズの面での明確な改善サインが見られないといった点で、現段階では自律反発の域を出ていないとみています。
8月7日(金)現地時間10:30に発表された7月の貿易統計(ドルベース)は、輸出23.9%増、輸入27.5%増といった結果でした。
輸出については前月を▲3.1ポイント、輸入については▲8.5ポイントそれぞれ下回る結果となりました。
輸出に関してですが、休日数の違い、季節要因などから、市場予想は実際の結果よりも低い値となっていました。
依然として米国のAI投資が中国の輸出をけん引する状況が続いているようです。
一方、8月9日(日)に発表された7月の消費者物価指数は前年同月比で0.5%上昇で先月から▲0.5ポイント低下しています。
前月比では▲0.1%下落と、5月以降3か月連続でマイナスを記録しています。
生産者物価指数は前年同月比で3.5%上昇で先月から▲0.6ポイント低下しています。
前月比では▲0.7%下落、6月の▲0.3%下落に続き、2か月連続でマイナスです。
原油を中心とした輸入品価格低下の影響が大きいとみられますが、それだけではなく、内需不足による影響も無視できないと考えています。
セクター別では医療サービスの上昇が目立ちました。
皓宸医療科技(002622)、無錫商業大厦大東方(600327)、成都市貝瑞和康基因技術(000710)、美年大健康産業控股(002044)などがストップ高まで買われました。
今回のリバウンド局面では、バイオ医薬の相対的な業績の良さが評価され、関連銘柄が循環物色されるといった相場付きとなっています。
逆に言えば、AI関連に一服感があり、ディフェンシブなセクターに資金が流入しているといった見方もできるでしょう。
その他、価格上昇から、貴金属、養鶏・養豚といったセクターにも資金が流入しています。


