8日の上海総合指数は1.70%安、AI絡みのセクターが売られる!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
8日(月)の上海総合指数は大きく安寄り後、前場はまだ戻り歩調となる場面もあったのですが、まとまった買いは集まらず、後場にかけては売りに押される格好となり、終値は1.70%安の3959.34ポイントで引けました。
セクター別ではエンジニアリング機械、大手銀行などが買われました。
一方、貴金属、半導体、電子部品などが大きく売られました。

8日(月)の創業板指数は3.69%安となりました。

8日(月)の上海50指数は1.43%安となりました。

上海総合指数は5月14日、寄り付き直後に2015年6月以来となる場中高値4258.86ポイントを付けた後、下げトレンドを形成しています。
8日(月)は寄り付きから大きく売られた後、少し戻してはいますが、日足は長い上ヒゲ、短い下ヒゲを伴う短めの陽線となりました。
上海市場の売買代金は1兆2700億元で先週末と比べ900億元ほど減少しています。
グローバル市場をみると、前日のNASDAQ総合指数は▲4.17%安と大きく下げています。
フィラデルフィア半導体株指数に至っては▲10.25%安と大きく崩れており、AI革命をテーマに買われてきた銘柄に売りが出ています。
8日(月)の韓国総合指数は▲8.28%安と大きく売られるなど、AI関連の売りはアジア市場にも伝播しています。
本土市場でも、上昇相場において、AI、半導体、関連部品・金属など、幅広いセクター銘柄が循環物色されてきたこともあって、そうした銘柄が一斉に下げており、関連銘柄の多い創業板指数は▲3.69%安と大幅な下げとなっています。
ただ、創業板にしても売買代金は先週末と比べ減少しています。
上海、深セン両市場合計の売買代金は2兆8233億元と先週末と比べ▲2773億元減少しており、低調な商いで、買い手の少なさが気になります。
今回のAI相場が大規模であっただけに売り圧力も大きく、一旦トレンドが変われば、本土市場においても下げが長引くリスクがありそうです。
金利上昇は単に需給面での調整以外に、データセンター建設計画の下方修正といったファンダメンタルズ面での見通し悪化に繋がりかねません。
金利以外にも、電力確保、立地確保の面で計画を下押ししかねない要因があり、さらに、NVIDIA製PC用高性能CPUを搭載したハイスペックPCが今年の秋には発売される予定です。
ローカルでスムーズにAIを動かせる能力があり、推論向け計算資源がPCに吸収される可能性が出てきました。
巨額なデータセンター建設の必要性に対する投資家の信頼が揺らぎつつあります。
セクター別では、エンジニアリング機械が買われています。
三一重工(600031)が4.61%高、徐工集団工程機械(000425)が4.31%高、中聯重科(000157)が2.26%高と逆行高となりました。
中国エンジニアリング機械工業協会は5日(金)、5月における掘削機械の主要統計を発表しました。
それによると掘削機販売台数は2万4794台で、36.2%増と大きく伸びています。
内訳をみると、国内は1万1628台で38.6%増、輸出は1万3166台で34.2%増と内外ともに好調で、いずれも市場予想を大きく上回る結果となりました。
国内では第2四半期に入りユーザー側の予算資金が付いてきたこと、海外では中東向けの不調をアフリカなどの鉱山開発関連向けの急増が補っています。


