31日の上海総合指数は0.86%高、映画会社が急騰!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
31日(月)の上海総合指数は安寄り後、前場は先週末終値を下回る展開が続いたのですが後場に入ると上昇基調となり、終値は0.86%高の3986.30ポイントで引けています。
セクター別では映画・映像・文化メディア関連、AI関連などが買われました。
一方、貴金属、大豆、バイオ関連などが売られました。

31日(月)の創業板指数は0.42%高となりました。

31日(月)の上海50指数は0.46%高となりました。

上海総合指数は7月後半の値固めが終わると、7月30日の中央政治局会議、7月31日の“悪い結果となった7月の製造業PMI発表”などを経て、自律反発に転じていましたが、8月19日(水)に上海科創板に上場した大型株(宇樹科技)の影響で一旦売られ、調整局面となりました。
しかし、25日(火)をボトムに切り返しており、31日(月)は寄り付きは安かったものの、ほぼ寄り底の高値引け、日足は大きめの陽線を付けています。
しかし、終値は僅かに8月18日(火)に届きませんでした。
売買代金をみると上海、深セン両市場合計で2兆1310億元と低調ではありますが、先週から少しずつですが増えてきています。
4000ポイントから上の水準では戻り売りが出てきそうなので、このあたりの水準を上に抜けて上昇するには確かな材料が欲しいところです。
国家統計局、中国物流購買聯合会は8月31日(月)現地時間9:30、8月のPMI統計を発表しました。
製造業は49.8で前月から0.6ポイント改善、非製造業は49.0で前月と同じでした。
製造業について、ブルームバーグのエコノミスト予想中央値は49.5であったので、市場予想よりは0.3ポイントほどよかったことになります。
細目指数は全部で13あるのですが、原材料在庫、就業人員、製品在庫、生産経営活動予想を除いてすべて前月を上回っています。
特に改善が著しかったのは主要原材料購買価格(56.6、+3.4)、工場出荷価格(50.4、+2.6)新規受注(50.6、+2.1)、購買量(50.5、+1.1)、輸入(48.6、+1.1)などです。
生産、需要ともに改善に向かっていることがわかります。
中国物流情報センターの文taoエコノミストは「高温、台風、暴風雨など異常気象が続いたが、7月よりは幾分弱まった。
内需拡大政策が効いてきており、中央予算内投資の効き目が顕著となってきた。
109の重大プロジェクト、6つのネットワーク(下水道、新型エネルギーによる電力、コンピューティング力、新世代通信、都市地下管、物流)の建設計画が急ピッチで進んでおり、夏の消費が堅調であったことも加わり、需要が回復した」などと分析しています。
セクター別では、AI絡みの一部が買われています。
映画事業会社の上海電影(601595)、博納影業集団(001330)、博納影業集団(001330)、電子書籍事業会社の掌閲科技(603533)などがストップ高まで買われています。
工業情報化部は8月31日、「AIを応用したサービス業者育成を展開することに関する特別行動の通知」を発表しています。
AI技術を理解し、それを実業に応用できる人、組織を育てることを目的としています。
Model-as-a-Service(学習済みAIモデルをクラウド上でAPIとして提供するサービス形態)、 Agent-as-a-Service(AIエージェントをクラウド経由で提供するサービス)の発展を政府が後押しし、AIアプリケーションについて研究開発、設計、生産製造、サプライチェーンの管理、市場拡大、運営管理など全過程での発展を促すといった内容です。
ショートドラマ制作をはじめAIを応用したサービス全般に資金が流入しました。
ちなみに、国内初となるAIGC(AIが自動生成したコンテンツ)長編ドラマ「后西遊記」が芒果TV、湖南衛星テレビゴールデンタイム枠で8月31日から放送されることも材料視されたようです。
いよいよAIGCが実用化され始めたことで、AIの社会浸透が大きく進んでいるといった思惑、連想が広がり、関連銘柄に資金が流入しています。


