27日の上海総合指数は1.18%高、2営業日続けて2015年以来の高値更新!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
27日(月)の上海総合指数は高寄り後も強い相場が続き、終値は1.18%高の3996.94ポイントで引けました。
セクター別では、半導体メモリ、レアメタル・レアアース、半導体製造装置などが買われました。
一方、風力発電、ゲームなどが売られました。

27日(月)の創業板指数は1.98%高となりました。

27日(月)の上海50指数は0.78%高となりました。

上海総合指数は国慶節、中秋節休暇明け初日となった9日(木)、年初来高値を更新した後、米中間で制裁応酬となったこと、第十五次五カ年(十五五)計画の内容が審議される四中全会の開催(20~23日)を待って投資したいと考える投資家が多かったことなどから、上値が重く、ボラティリティの高い展開となりました。
しかし、23日(木)大引け後にマスコミを通じて十五五計画の内容が報じられると、24日(金)は年初来高値更新となりました。
週明けとなる27日(月)は、25日(土)、26日(日)にクアラルンプールで開かれた米中閣僚級協議の結果が伝わると、上海総合指数は1.18%高、大きく窓を開けて寄り付くと、日足は上下の髭がごく短い陽線を付けています。
また、2日連続の高値更新で、27日(月)終値は2015年7月24日以来の高値となりました。
十五五計画についてですが、投資家の観点から市場関係者が重視した点を挙げると、以下の通りです。
科学技術の分野では“自立強化をコアの目標として掲げ、先端技術の独自研究開発、コアとなる重要な技術のブレークスルーを成し遂げる。
AI、半導体、量子技術、バイオテクノロジーといった未来産業を重点的に育成する”などとしています。
産業基盤については“「現代化産業体系」の構築を重点任務とし、製造業比率を適切な水準に維持し、先進製造業を産業の柱として位置付ける。
グローバルなサプライチェーンの分断、中国切り離し圧力への対応として、「世界の工場」から「製造強国」への転換を加速させ、産業基盤を堅牢にする”などとしています。
国家安全については“「国家安全保障体系・能力の現代化」を重大目標とし、重要なインダストリアルチェーンの強靭性、安全確保を重点課題とする。
地政学リスクは高まっており、それによるサプライチェーンの脆弱性が浮き彫りにされている。
インダストリアルチェーン、サプライチェーンを守るための基盤を構築する”などとしています。
全体を通して言えることは、「これまでは欧米へのキャッチアップによる発展だったが、今後は自律型で質の高い発展を目指す」といった方向転換を加速させるということです。
米中閣僚級協議についてですが、本土では寄り付き前から詳細情報が出ています。
協議の実務方トップとなる商務部の李成鋼副部長はメディアの取材に応え“お互いが関心のある複数の重要な経済貿易問題について初歩的なコンセンサスを形成した”、“次の段階ではお互いが国内での承認を受けるプロセスに進むだろう”などと発言しています。
“過去1カ月弱に渡る米中貿易に関する騒動は、中国側が望んだものではない”とも発言しています。
ですから、米国側が譲歩すれば中国側もそれに合わせて譲歩するということです。
米国側代表のベッセント財務長官は米国マスコミの質問に対して“対中100%の相互関税については、再度考慮することはない”などと発言したようで、米中関係は、30日(木)に行われる見通しの米中首脳会談を経て、少なくとも1カ月前の状態に戻りそうです。
総括すれば、今回も“TACO”となりそうです。
セクター別では半導体メモリが急騰しています。
深セン中電港技術(001287)、兆易創新科技集団(603986)、深セン市徳明利技術(001309)などがストップ高まで買われています。
小米集団の雷軍CEOはメディアの取材を受けて「スマホに使われるメモリが急騰している」と発言しており、改めてメモリの需給ひっ迫、価格上昇が材料視されました。
また、レアアース・レアメタルが買われています。
厦門タングステン業(600549)、寧夏東方タン業(000962)などがストップ高まで買われています。
米中協議がまとまりそうだということで販路が確保されそうなこと、十五五計画でAI、半導体、量子技術などの発展が重視されることで、長期的な需要の高まりが意識されました。
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