お化けが出た。
筆者が現役の頃、為替介入の事をお化けと呼んだ。
お化けは中々出ないし、出ない時は笑っていられるが、いざ実際に出ると怖い。
昨日,ついに160円台のミドルを超えた時点でお化けが出た。
出る前に片山財務相が、”断固たる措置を取るタイミングが近づいている。”と警鐘し、三村財務官が”最後の退避勧告。”と引導を渡していたので、そろそろ出るなとは思っていた矢先だ。
多くの人が”現状では介入は出ない。”とか、”出たとしても効果は限られている。”と馬鹿にしていたが、160.50から155.50迄5円も落ちれば、まあ上出来だ。
日米金利差縮小の遅れ、原油価格の高止まり、米金利の上昇と、ドル安&円高になる条件が少なりつつある現状では、介入はそれなりの効果が有る。
何回も言うが、どうせドルが上がるのなら、介入でぶち下げて、ロケットの発射台を低くすれば、自ずから上空の到達点は低くなる。
介入は万能薬ではない。
あくまでも対症療法だが、それで良いのだ。
5円の急落でギャフンとした連中も多かろう。
それで良いのだ。
肝要なのは次の一手だが、今度は前触れ無しで思わぬレベルで介入すれば良い。
ゴールデン•ウィークで市場参加者が減り、市場の流動性が減った時など絶好だと思うのだが….
