やりおったな!
神奈川県警が不適切なスピード違反を取り締まったとして、2716件の交通違反を取り消すと発表した。
事の発端はスピード違反で検挙された人が、違反切符を見て,そこに書かれていた追尾距離が実際より長く書いてあり、不審に思って警察本部に問い合わせて不正が発覚した。
パトカーや白バイがスピード違反で検挙する時は、同じ速度である程度の距離(大体200メートル?)を違反車と等間隔で走り、速度を計測する。
よくテレビの”警察24時。”などで見掛けるが、パトカーは違反車を追尾しながら、一人が”116,118,116,117.”と言い、相方が“はい、117で検挙。”と言ってサイレンを鳴らして違反車に付いて来る様に指示して,安全な所で停止して違反を告げて違反切符を切るのだ。
制限速度が80キロなら117キロで捕まると37キロ•オーバーで、危うく一発免停となる。
(免停は一般道で30キロ以上、高速道路で40キロ以上で捕まると免許停止となる。)
今回はどうやら200メートル追尾しないで検挙したらしい。
違反者はスピード違反を犯した事は事実と悟っているので、大体は観念してサインに応じる。
警察官は、”随分速かったですねえ、120キロは超えてましたねえ。今回は117キロで計測しました。”とあたかも何キロかまけてやったんだぞ、と言う言い方をするので、違反車は”ああ,助かった。40キロ•オーバー以上だと大変な事になるところだった。”と寧ろ感謝の念を抱く。
今回はその違反者が一旦は違反を認めて切符にサインしたのだが、よーく切符を見ると200メートル追尾したと書いてあるが、そんなに追尾されたとは思わないと不審を感じたらしい。
時速120キロは秒速33.3メートル。
200メートル走るのに、丁度6秒掛かる。
一度、いーち、にーい、さーんと6秒数えてみて下さい。
6秒と言うのは意外に長いのに気付くでしょう。
用心深いドライバーはバック•ミラーで後ろを時々確認しながら運転するが、例えば筆者であれば6秒間も後ろを確認しない事は有り得ない。
その6秒間(追尾距離200メートル)の前にパトカーに気付いて減速すれば、検挙される事はない。
今回は厳しい巡査部長の指示で、200メートル追尾しないで、ドンドン捕まえていたらしい。
その場所が小田原•厚木道路と聞いて,納得が行った。
この道路は神奈川県警のドル箱路線と言われて、先日箱根に行く時に筆者も利用したが、厚木から小田原に着く間に、大体2台は覆面パトカーに捕まっている。
この小田原•厚木道路の速度制限は70キロなのだが、東名高速と繋がっていて、ついその気で走っていると直ぐに捕まる仕組みになっているのだ。
筆者は常に警察官や自衛官の方々を尊敬しており、例えば交番で外で立って警護をしているお巡りさんには必ず、”ご苦労様で御座います。”と声を掛ける。
すると大概答礼か、敬礼を返してくれる。
あれは気持ちの良いものだ。
しかし,今回はいかん!
やりおったな、と言う感じだ。
違反車を摘発するのは警察の義務であるが、キチンとルールに則ってやって欲しいものだ。
まあ,これに懲りずに悪者はドンドン捕まえて下さいな。
