とんだ災難。
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昨日、小学校の同窓会に出席し、変わり果てた(自分も含めて)同窓生と昔話を楽しみながら、西条の銘酒を味わった。
帰りは、当初18:05発のJAL.便を予約していたのだが、同窓会が早目に終わったので早く広島空港に行き、ひとつ前の16:30の便に空きが有ればそれで帰る事にした。
幸いにも一席空いており(こう言う時、Five Stars.のStatus.は役に立つ。)辛うじてこの早い便に変える事が出来たのだが、これが後程大きな災いとなる事はこの時点では露知らず、ラッキーと思った。
この早い便は、勿論満席。
定刻通りに駐機場から出て滑走路にノロノロと動いていると、ドーンと大きな音がして何だろうと思っていたら,止まって一向に動く気配が無い。
30分くらい経って機長が、“左のエンジンが作動しないので、一旦駐機場に帰って整備します。”と言う。
おいおい、エンジンが作動しない?
まあ,飛び立つ前で良かったか?
駐機場に帰って,さらに30分くらい待たされて,再び機長が“広島空港にエンジンを直す部品が無いので欠航します。”と宣言した。
“えーっ!”と言う声が上がったが、皆意外に冷静だ。
流石に日本人だ!
CA.さんが、”今から降機して頂きます。これからの事は地上のスタッフが説明します。お預けになった荷物をお受け取りになって、荷物受け取り場でお待ち下さい。”と言うと、再び”えーっ!”と声が上がった。
それから更に30分経ってようやく飛行機から降りたが、丁度その時に当初乗る筈だった18:05発の最終案内をやっていた。
けっ!
しゃあない。
荷物受け取り場に着いたら既に10人くらいの人が地上係員から説明を受けていたが、普通の人は先ず預けた荷物を受け取らなければならない。
幸いにも筆者の荷物はこれもFive Stars.のお陰で真っ先に出て来るので、説明の列の先端に近かった。
説明は全く要領を得ず、払い戻しの書類を渡すだけ。
機中で待っている間に、”さて,どうしたものか?”と考えていた。
勿論JAL.の最終便は一杯。
青い飛行機には只でも乗らない主義なので、調べもしない。
選択肢は翌日の早い便を予約してホテルに泊まるか、空港で待機するか、そして新幹線で帰るかの一つだ。
新幹線で帰る事にした。
広島空港から東広島に行き、こだまで福山迄行ってのぞみに乗り換えると言う手だ。
問題は東広島に行くタクシーが居るのかだ。
新横浜に着く最終便から逆算すると、東広島発19:24に乗らないと間に合わないが、タクシーは大丈夫か?
急いでタクシー乗り場に行くと3台タクシーが待っていて、運転手仲間だろうが、3人で雑談している。
どうやら1番乗りだったらしい。
タクシーはあと2台しか居ない。
皆、どうするんだろう?
悪いが、他人のことを構っている時間は無い。
兎に角東広島に行って新幹線に乗らなくっちゃ。
そして18:52東広島発、福山で乗り換えて22:53に新横浜に着く新幹線を確保出来た。

どうやら当日には家に帰れるぞ。
新幹線の車中でやっと落ち着き、JAL.から貰った書類を見ると飛行機賃は勿論払い戻し、そして欠航、遅延により起因した交通費,宿泊費は15,000円を上限として支払うと言う。
タクシー代なども考え大分赤字だが、まあ仕方無い。
素早く新幹線に乗れた事に感謝しよう。
18時半には帰宅してる積もりだったのに、23時半になってしまった。
ああ、疲れた….
皆んな,どうしたんだろうか?
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