先日申し上げたが、ひと月半ぶりのゴルフをやっていて、危うく熱中症になるところだった。

当日7:22と言う早朝スタートで、全然暑くなく、風が吹くと寧ろ涼しい位で午前中は絶好のゴルフ日和だったのだが、午後になって危惧していた通り、物凄く暑くなってきた。

早朝あれだけ心地良く吹いていた風もピタリと止まり、フェアウェイからの照り返しも酷くなってきた。

氷を詰めた氷嚢、携帯扇風機、シャツにシュッと掛けると涼しくなるスプレー、クビの周りに掛ける冷えたタオル、そして大量のスポーツ　ドリンクなど万全の準備をして臨んだのだが、残り5ホール位になって段々辛くなってきた。

移動はカートで行なっているが、ショットする時にはボールの所までは歩かなくてはならず、ゆるゆると歩いていたら同伴の友人が,”大丈夫ですか、無理しないで下さい。”と労ってくれた途端に、”ああ、こりゃ無理だ。”と悟った。

息切れがし、目の前が段々白くなってくる。

此れは熱中症の前兆だと知っている。

“御免なさい、矢張り休憩します。”と言ってプレーを中断し、スポーツ　ドリンクをがぶ飲みし、氷嚢で腋の下や首を冷やしていると、目の前の白さは落ち着いてきた。

2ホールはプレーせずにカートに乗って良い子をしていたら、完璧に治った。

此処だけの内緒の話だが、幾つかのホールでベットをしており、そのホールに来たので,”俺、治ったからやる！”と言ったら、”たかがベットじゃないですか、無理しないで下さい。”と止められたのだが、”いや、高速代を稼ぐんだ！”と駄々を捏ねてプレーしたら、何と楽勝。

ベットを取った次のホールは又お休みしたら,”賞金稼ぎ！”と罵られた。(いや、呆れられた。)

俺は勝負師なんだ！

最終ホールに来た時は全く問題無しで、結局3ホール程スキップしたのだが、矢張り真夏のゴルフは止めた方が良いと痛感した。

そりゃあそうだよな、テレビでは”出来るだけ外出を控えて下さい。”と言っているのにわざわざ外に出て30数度の外気に身体を晒すんだから、こりゃあ危ない。

でも、大変楽しいゴルフだった。

皆さんも無理をせずに無事にお過ごし下さい。