今日のお昼過ぎにドル円相場が137円台から133円台に暴落した。

昨日から今日迄開催された日銀政策決定会合で、今迄はプラス•マイナスで0.25%の枠内に収めるとしたイールドカーブコントロールの幅を0.50%に広げると決めた事で国債利回りが上昇して大幅な円高となった。

黒田日銀総裁は”賃金上昇を伴う物価上昇が顕著になる迄、大規模な金融緩和政策を続ける。”と声高らかに謳っていたので、この豹変ぶりに皆たまげた。

大分減ってきたとは言え、シカゴ•IMM.の投機筋や我が国個人投資家も依然としてドルの買い持ちポジションを保持しており、今回の実質的な利上げによる円高で、相当やられた事であろう。

年末迄は136円~138円くらいのレンジ内に留まるだろうと思っていたが、とんだクリスマス•プレゼントになってしまった。

ドルを売り持ちにしていた人(そうは沢山居たとは思えない。)には嬉しいプレゼント、逆にドルを買い持ちにしていた人(此方の方が圧倒的に多い筈だ。)にはとんだプレゼントになってしまったな。

クワバラ、クワバラ。