優れ物。
2022/05/21
久し振りに古いピノ・ノアールを飲みたくて1990のYARRA YERING.を開けた。
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こう言う古いワインを開けると多くの場合コルクが脆くなっていて、開けるのが大変だ。
下の様な普通のオープナーで開けようとするとコルクがスカスカになっていて抜けない。
素人が開けるのは殆ど不可能である。
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そこでこの優れ物の登場である。
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先ずは普通のオープナーと同様に、左側をそーっとコルクの中心に刺していく。
そして次に右をコルクとボトルの間に刺していき、完了すると両方をいっぺんに持ち上げる。
こう言う感じである。
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今までこれで古いワインを開けるのに失敗したことは無い。
ほんに優れ物である。
ワインは今晩飲む為にさっき開けたのだが、実はこれは結構賭けである。
30年以上経ったワインは下手をすると開けた途端にぱーっと香りと味が散ってしまって時間が経つと美味しくなくなることがある。
逆に数時間置くことによって香りと味がまろやかになることが多い。
今ひと口飲んでみたが、素晴らしい香りと心地良い酸味が宜しい。
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さてあと3時間後にはどうなっているだろう?
楽しみだ。