酒匂隆雄の畢生の遊楽三昧 sakoh

ファン気質。

2020/11/28

筆者は野球の事はよく知らないし、興味も無い。

大概人々は地元のチームを応援すると言うから、永らく横浜に住む者としては横浜ベイスターズ(だと思っていたら、今は横浜DeNAベイスターズと言うらしい。その前は大洋ホエールズではなかったか?)を応援するのが自然かもしれないが、全く興味が無い。

もう30年以上にもなるであろうか、所帯を持って以来ずっと購読を続けている読売新聞の販売店のおじさんがやって来て、”酒匂さん、横浜対ジャイアンツ戦の良い席のチケットを差し上げますので息子さんと是非とも観戦にお出掛け下さい。”とニコニコしながら言う。

“野球ですか、済みません、折角ですが興味無いので要りません。”と言うとひっくり返りそうになりながら、”えーっ、ジャイアンツ戦のチケット断られたの初めてです! む、息子さんに聞いてみて下さい。”と言うので小学校低学年だった息子に聞いてみたら、”行かなーい。”と親父と同様に全く興味を示さなかった。

販売店のおじさんからその後一切お誘いを受けたことは無い。

そう言う訳で我々は野球には興味が無いのだが、熱狂的なファンは居るものだ。

今年の日本シリーズでセリーグ覇者の読売ジャイアンツとパリーグ覇者のソフトバンクス・ホークスが戦って、ホークスの全く一方的な勝利で終わったが、試合の最中にお互いのファンから(特にジャイアンツのファン)から、”下手糞!あそこではああやって、ここではこうやれば流れが変わったのに!”と自分が監督になった様な気になってああーだ、こうだと口角泡を飛ばしているのをフェイスブック上で見るのは滑稽であった。

まあ、ファン気質ってのはああなんだろう。

悪いが、興味無い者にとっては”どうでもいいじゃん。”となるのだが、こんな事を言ったら怒る御仁も多いんだろうな。

わはは。

(これを読んで、絶対に”笑い事じゃあねーや!”と怒っている人が10人くらいは居るだろう。わはは。)

ダリアらしいが、ちょいと不気味でありますな。

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プロフィール

さこう・たかお
酒匂隆雄

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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