鬱陶しい日々が続き、またコロナ・ウイルスの新感染者数が増えてきて以前にも増して家に籠る毎日だが、勢いテレビのワイドショーやフェイスブックを通して色々な話題を見聞きする機会が多い。

今回笑ってしまった話題は”ポテト・サラダおじさん。”のことである。

子連れのお母さんがスーパーの総菜を売っているコーナーでポテト・サラダを買おうとしていると、全く見ず知らずのおじさんが、”ポテト・サラダくらい自分で作ったらどうだ？”と言い放って去ったらしい。

可哀そうにそのお母さんは何となく罪悪感を感じたらしく、”やっぱりポテト・サラダくらい、主婦として自分で作らなければならないのかなあ？”とSNS.に投稿したら大反響があったらしい。

大方は”ポテト・サラダおじさん。”に対する批判の意見が多かったと聞く。

－分りもしないくせに母親業をなめるな！

　（そうだ、そうだ。てめーで掃除、洗濯、食事の用意をしてみろ。）

－”ポテト・サラダくらい”の”くらい”とは何だ？ジャガイモ茹でたり、味付けだって大変なんだぞ！

　（筆者は料理は全く出来ず、カミさんが不在の折にせいぜいペヤングにお湯を注ぐこととセブン&イレブンで買ったかき揚げそばをレンジでチンすることしか出来ないので、よく分からない..）

注：カッコ内は筆者の独り言。

まあどう考えても”ポテト・サラダおじさん。”の分が悪いな。

はっきり言って、余計なお世話だ。

このおじさん、恐らくそこそこの企業を定年退職して今は何もする事が無い。

会社で働いている頃は、”部長、部長。”と周りから下にも置かぬ待遇を受けていたのだが急におっ放り出されて所在が無い。

カミさんと言えば、退職前は毎月お給料を持って帰ってきてくれていたから少なくとも給料日前後は機嫌が良かったが今はそれもない。

機嫌が良いのは孫が遊びに来た時だけで、後は仏頂面をしていることが多く、亭主が朝飯が終わって新聞を読みながらテレビのワイドショーを見ていると、”偶には外にでも出てきたら？”と邪険にされる。

亭主（おじさん）は仕方ないので一人で近所のスーパーに出掛けて、買い物するでもなしぷらぷらしながらついつい知らない人に余計なことをぼそっと呟く。

或いはカミさんが買い物に行くと言うので、”俺も行く。”と付いて行ってカミさんが買い物をしている間、ぷらぷらしながらお総菜コーナーに行ってついつい知らない人に余計なことをぼそっと呟く。

まあ、こんなことなんでしょうな？

え、あんた自分の事を言ってんじゃないのって？

違います。

昔、散々家を空けていたので今更”偶には外にでも出てきたら？”なんて言われないし、今日みたいな雨の日にはアッシーとしてカミさんをスーパーまで連れて行くが、絶対に中には入らないで外で待っている。

（絶対にカミさんの買い物には付き合わない。買う物は決まっている筈なのに、あれやこれやと迷うのを見ているのは本当に腹が立つのだ！）

まあ、次から次へとSNS.絡みの話題が出てくるが、こう言った面白いのは歓迎だ。