2000円以下の罰金。
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福岡近郊、廿日市温泉に在る老舗旅館が大浴場のお湯の環水と殺菌を怠り、レジオネラ属菌と言う肺炎を引き起こす菌が規制基準の3700倍にもなったことを摘発されて営業停止になっていたらしい。
実は凡そ10年くらい前に此処に泊まったことがあり、昭和天皇がお泊りなったと言う部屋に泊まって”流石だな!”と感激した覚えが有る。
兎に角お風呂が大きくて底にはごつごつした石が敷き詰めてあり、まるで露天風呂に入っている様な感じがする素敵なお風呂である。
料理も良かった記憶がある。
今回摘発された経緯は昨年8月に宿泊した客がレジオネラ属菌に感染し、県の保険当局が検査したら基準値の2倍のレジオネラ属菌が発見されて改善命令が出されたが、その後虚偽の報告を続けていて営業を続けていたが、県の10月の検査で今度は基準値の3700倍のレジオネラ属菌が発見されて大事になったらしい。
普通は週に一度の換水と塩素による殺菌が義務付けられているのに此処は年に2回ほどしかやっていなかったらしい。
社長の弁明記者会見が面白かった。
“何故換水をしなかったのか?”
“レジオネラ属菌はそこら辺の池や水溜りにうようよいて、危険な物だとは思わなかった。”
“何故塩素殺菌をしなかったのか?”
“自分が塩素の匂いが嫌いでやらなかった。”
記者会見の時の態度も別に偉そうにしている訳でもなく、”ああ。ばれちゃったか..”という感じの飄々としたもので、ある意味大したものだと思った。
この犯罪行為に対しての罰金は2000円以下だそうな、ふーん。
因みにこの旅館は既に営業を開始しているが、その後この飄々社長がどうなったかは知らない。
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