4日のハンセン指数は1.67%高、米国中間選挙の結果を受けて後場から急騰!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
4日(水)のハンセン指数は安寄り後、前場はやや売りに押されるような展開でしたが、後場に入り一転、急騰、終値は1.67%高の2万3919.50ポイントで引けました。

4日(水)のハンセンテック指数は1.77%高で引けています。

参考として、2026年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

米国中間選挙で上院、下院ともに民主党が過半数を占めることが確実となりました。
ハンセン指数は4日(水)、この情報が市場に拡散したことで、後場に入り大幅に上昇することになったと考えています。
選挙結果が相場をけん引した理由として、まず米国金融市場に流入していた資金が再び米国外に還流したことが挙げられます。
過去最大のIPO案件であるアンソロピックの上場、ドル覇権を脅かしかねない中東原油取引の縮小やその結果としてのドル覇権の強化、米国債券市場の持ち直しなどから、グローバル資金、特に米国外のリスク資産が縮小し、ドル資産への回帰が進んでいました。
しかし、民主党が上院、下院で過半数を占める見通しとなったことで、これまでトランプ政権が実施していたAI開発の積極的な支持、データセンター建設に対する規制緩和といった政策がうまく実行できなくなる可能性が高まりました。
一時懸念された中間選挙後のイランへの攻撃再開についても、足元の原油先物市場の動きを見る限り、そのリスクは意識されていないようです。
ハンセン指数採用銘柄をみるとAI関連銘柄が相対的に少ないこともあり、香港市場に資金が戻ったとみています。
また、民主党が上下院ともに多数派を握ることで、トランプ政権が目指していた大規模な減税や財政出動の実現は難しくなるでしょう。
積極財政政策の抑制は米国の“インフレ懸念、長期金利の上昇、更にはドル高の進行”を和らげる効果があります。
グローバル株式市場全体に言えることですが、これもポジティブ要因と言えるでしょう。
株式市場にとって、見通しが立たないことはネガティブです。
様子見相場はほぼ下げ相場となります。
選挙結果が明らかになったことで政治的な不透明感が解消され、リスクオン姿勢を取る投資家が増えたことも相場を牽引した要因と言えるでしょう。
ただ、投資家心理の改善、需給要因による株価上昇効果は長くは続きません。
ハンセン指数が本格的な上昇相場に転じるためには、AI、テクノロジー分野でのイノベーションの継続、拡大や、それを支える政府による明確な産業政策の出動など、ファンダメンタルズの改善に繋がる材料が欲しいところです。
セクター別では、米中AI開発競争で中国が相対的に有利になるとの見方からAI関連全般が急騰しています。
オプトエレクトロニクス製品の製造を手掛ける北京海光芯正科技(01191)が26.32%高、電子セラミック材料メーカーの潮州三環(06951)が19.70%高、半導体メーカーの北京君正集成電路(03223)が18.25%高、PCB、半導体製造装置メーカーの合肥芯碁微電子装備(09630)が18.20%高など、関連銘柄が急騰しています。











