28日の上海総合指数は1.67%安、電子部品を中心にハイテク株全般が売られる!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
28日(月)の上海総合指数は安寄り後、終日売りに押される展開が続き、終値は1.67%安の3823.62ポイントで引けています。
セクター別では自動車、家電の一角、豚肉関連などが買われました。
一方、電子部品を中心に広範なハイテク関連セクターで売りが目立ちました。

28日(月)の創業板指数は4.53%安となりました。

28日(月)の上海50指数は1.26%安となりました。

上海総合指数は8月中旬以降、上値4000ポイントあたり、下値は3850ポイントあたりのボックス圏での動きが続いていたのですが、28日(月)は大きく売られ、ボックスを下に割れています。
中秋節休場直前となる24日(木)の上海、深セン合計の売買代金は1兆6534億元で3連休明けとなる28日(月)は1兆7028億元なので、494億元ほど増えています。
3営業日連続で2兆元を超えている状況ですので、大きく売りが出たという感じではありません。
しかし、10月1日(木)から7日(水)までの期間、国慶節による休場を控え、通常なら売買が細るところですが、逆の動きとなっているところが気になります。
売られた銘柄をみると、電子部品を中心に通信機器、半導体、コンシューマーエレクトロニクスなど、これまで市場を牽引していたハイテク絡みが全面安となっています。
10月に入ると7-9月期の業績発表が相次ぐため、利が乗っているセクター銘柄に対しては、一旦売っておこうといったシステマティックな利益確定売りが出たのではないかと思います。
ちなみに、7-9月期の業績発表の期限は10月31日となっています。
特別な売り材料は見当たりません。
実務ベースで上海総合指数にベンチマークとしての機能がどの程度あるのか判断が難しいのですが、あえてそこを考えずにテクニカルにみれば、3800ポイントとか、7月20日の場中安値である3741ポイント辺りが下値目処として予想されます。
先ずは利益確定売りが枯れるような状態、たとえば売買代金が先週もっとも少なかった1兆6534億元を下回って安定してくれば、下げ止まるのではないかといった見方もできそうです。
景気は市場予想以上に悪いとみられ、7-9月期の成長率が4-6月期の4.3%を更に大きく下回ってくるようであれば、年間成長率目標である4.5%~5%達成のために短期的な需要拡大策が打ち出される可能性があるでしょう。
ちなみに1-6月期では4.7%でした。
AI革命の進展によって半導体、電子部品などのハイテクセクターについては業績面でのポジティブサプライズがあるかもしれません。
10月相場はこの辺りでの材料出現に期待したいところです。
セクター別では完成車メーカーが買われました。
安徽江淮汽車集団(600418)、衆泰汽車(000980)がストップ高、東風汽車(600006)が6.19%高、北汽藍谷新能源科技(600733)が5.77%高、安徽安凱汽車(000868)が4.76%高など逆行高となっています。
工業情報化部の幹部が28日(月)、2026年世界スマートネットワーク自動車大会の記者会見で産業政策について話した内容や足元の自動車輸出の好調が意識されたようです。
ただ、同花順の完成車セクター銘柄23社の内、長城汽車(601633)、BYD(002594)などは下げており、合計7銘柄はマイナス、1銘柄は取引停止といった状況でした。
数少ない材料に資金が集まっただけではないかと思います。


