21日の上海総合指数は0.97%高、続伸、医薬、不動産が買われる!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
21日(月)の上海総合指数は高寄り後上昇したものの、前場は上値の重い展開となりました。
ただ後場後半から資金が流入、終値では0.97%高の3949.91ポイントで引けています。
セクター別では医薬関連、不動産などが買われました。
一方、貴金属などが売られました。

21日(月)の創業板指数は0.80%高となりました。

21日(月)の上海50指数は0.90%高となりました。

上海総合指数は7月後半の値固めが終わり自律反発に転じていましたが、8月中旬以降は上値4000ポイントあたり、下値は3850ポイントあたりのボックス圏での動きとなっています。
11日(金)、中東情勢の緊迫化による世界的なエネルギー供給の寸断リスクが高まり、原油先物価格が急騰、上海総合指数は下落、その後も下値を探る展開が続いたのですが、16日(水)場中で3842.72ポイントを付けた後、戻り歩調となり、9月21日(月)は寄り付きから高く、高値引け、日足チャートは短い下ヒゲのある陽線を付けています。
WTI原油先物価格についてですが、現地時間15日(火)に高値106.75ドルを付けた後は、行き過ぎた中東情勢の緊迫化見通しを修正する動きとなりました。
現地時間18日(金)には、イランがカタールを通じて米国に和平交渉に向けた7つの条件を提示したこと、サウジアラビアの原油輸出・輸送能力に回復の兆候が見られることなどから、一時は95ドルを割り込む(終値は95.46ドル)など急落しています。
原油先物価格の動きによって、上海総合指数はボックス圏内を下限から上限に向けて戻る動きとなっています。
21日(月)の上海総合指数の上昇についてですが、9月23日(水)から25日(金)にかけて行われる習近平国家主席による米国国事訪問に対する期待、つまり、BYD、小米科技、寧徳時代、国軒高科や国有大型企業(銀行、農業関連など)といった中国経済界トップを伴っての訪米となり、米中間での規制緩和、米国市場へのアクセスの拡大に繋がるとの見方が投資家心理を楽観に傾かせたのではないかとみています。
セクター別では医薬関連が幅広く買われています。
皓宸医療科技(002622)、江蘇澳洋健康産業(002172)、哈薬集団(600664)、上海神奇製薬(600613)、瑞康医薬集団(002589)、上海科華生物工程(002022)などがストップ高まで買われています。
工業情報化部、国家発展改革委員会、国家薬品監督管理局など十部門が連名で18日(金)、「医薬工業発展“十五五”計画」を発表しました。
バイオ医薬が国家新興支柱産業に指定されたこと、2030年に一定規模以上の医薬工業企業営業収入を3兆5000億元にすること、創新薬産業規模を年平均20%増加させること、画期的医薬品(FIC)におけるグローバル比率を25%まで高めること、グローバルで年間売上高10億ドルを超える品目を5つ作ることなど、具体的な数字が示されたことで、セクター全体に成長期待が広がりました。
また、不動産関連が買われています。
緑地控股集団(600606)、珠海華発実業(600325)、深セン世聯行集団(002285)、我愛我家控股集団(000560)、華麗家族(600503)、万科企業(000002)金融街控股(000402)がストップ高まで買われています。
先週行われた「定調」において、住宅建設部は中古住宅取引比率が50%を超えてきており、不動産業は「開発による新築物件の拡大」から「在庫の運営」へと発展の軸が移りつつあると発言しました。
不動産業の構造改革が進んでいることに加え、各地方ベースで細かい優遇政策が打ち出されていることが好感されました。


