29日のハンセン指数は1.66%高、反転上昇、不動産が買われる!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
29日(水)のハンセン指数は高寄り後、好決算銘柄などを中心に買いが入り上昇、終値は1.66%高の2万6111.84ポイントで引けています。

29日(水)のハンセンテック指数は1.72%高で引けています。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

ハンセン指数は4月に入り、しっかりとしたリバウンド局面が続いています。
先週から今週前半にかけて一旦、押し目を付けていましたが、29日(水)はリバウンドしており、日足チャートは上下に短いヒゲのある比較的大きな陽線を付けています。
WTI原油先物価格は4月16日をボトムに上昇トレンドを形成しており、29日は100ドル前後で推移しています。
米国イラン間の協議が進まない中、両陣営によるホルムズ海峡封鎖が続いています。
ただ、UAEがOPECを脱退し、増産する可能性が出てきました。
長期的に石油価格の上昇が続く懸念は払しょくできませんが、足元の株式市場はこの点について楽観的です。
セクター別では、不動産が買われています。
中国金茂(00817)が11.33%高、中国海外宏洋(00081)が8.92%高、中国海外発展(00688)が8.89%高、保利置業(00119)が7.57%高と大きく上昇しています。
中央政治局会議が28日(火)に開催され、足元の経済情勢や経済運営方針についての分析研究が行われました。
会議では、重点領域におけるリスクを有効に防ぐとともに解消することが強調されました。
不動産市場の安定が重要視されるとの見方から、セクター全体に資金が流入しました。
市場では、今後徐々に手頃で質の高い不動産の投入が増えることで、業界全体で業績は回復、株価はバリュエーションの修復段階に入るのではないかといった期待が高まっています。
1-3月期の決算発表(ただし、本土上場企業)の期限が30日(木)に迫る中、好決算を発表する銘柄が相次ぎました。
売上横ばいながら、29%増益を達成、同時にオルドス新エネルギーと合弁会社の設立を発表した大唐国際発電(00991)が10.76%高、98%増収、1699%増益と業績が大きく回復した天斉リチウム(09696)が8.68%高となるなど、好決算銘柄の物色が目立ちました。
一方、華虹半導体(01347)が4.59%安と、逆行安となりました。
ロイターは28日(火)、事情に詳しい関係者2人から聞いた話として「米国商務省は先週、複数の半導体製造装置メーカーに対して、華虹半導体への一部の重要設備装置の出荷を停止するよう命じた」などと報じました。
ラム・リサーチ、アプライド・マテリアルズ、KLAといった米国大手半導体メーカーが対象となっているようです。
ロイターは3月16日、華虹半導体がAI半導体チップに活用できる7nmの半導体製造技術を開発したと報じています。
華虹集団傘下の華力微電子が上海工場で7nmプロセスを使った半導体の量産準備を進めており、実現すれば本土ではSMICに次ぐ2社目の7nm半導体メーカーとなりそうです。
米国政府はこうした動きを遅らせようとしており、一定の効果はあるとみられます。
ただ、サプライチェーンはグローバルで深く融合しており、中国が世界最大の半導体消費市場でもあります。
一部の高性能半導体・装置を除き、サプライチェーンのほぼすべての節目で多くの中国企業が参入しています。
米国による対中加圧も、少し長い目で見れば、中国のキャッチアップを防ぎ切るのは難しく、むしろ、中国全体で装置を含め半導体の国産化を加速させかねません。
そうした見方をする投資家も多く、前場の早い段階で日中最安値を更新すると、その後は緩やかに戻すような動きとなっています。

