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26日の上海総合指数は0.09%安、上値は重く、売り買い交錯!!

2026/01/26

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26日(月)の上海総合指数は高寄りしたものの上値は重く、終日先週末終値近辺での値動きとなりました。

終値は0.09%安の4132.61ポイントで引けています。

セクター別では、貴金属、非鉄金属、鳥インフルエンザ関連などが買われています。

一方、軍事工業関連が幅広く売られました。

26日(月)の創業板指数は0.91%安となりました。

26日(月)の上海50指数は0.57%高となりました。

上海総合指数は終値ベースでは1月12日(月)、場中ベースでは14日(水)に高値を付けた後、調整する展開となりましたが、20日(火)に一旦底を打っており、その後は緩やかな回復基調となっています。

12日(月)の終値が2015年6月30日以来の高値を付けたことではなく、昨年12月中旬以来1カ月間、強い上昇相場が形成されたことで、市場は過熱気味であると当局は判断し、その加熱を冷やすための株価安定化政策として、信用取引にかかる最低保証金比率の引き上げ、国家隊ファンドによる株式売却、違法投機行為に対する取締強化などが行われています。

相場過熱の比較的早い段階でこうした対策が打たれる背景には、2006年から2007年にかけて或いは、2015年前半の急騰があります。

相場は本来不安定で、安定させるためには当局による市場介入が必要だといった認識があります。

それでもいろいろな形で投機資金が流入するのがこれまでの本土市場でしたが、当局の監督管理能力も当時と比べ、向上しています。

2月16日(月)から遅い春節休場となりますが、それまでは1月14日(水)の場中で記録した4190.87ポイントが大きな上値抵抗となりそうです。

セクター別では貴金属が急騰しています。

同花順では貴金属セクターとして14社をピックアップしていますが、この内9銘柄がストップ高まで買われています。

上昇率が最も低かった山金国際黄金(000975)でさえも9.93%高でした。

2026年に入り、トランプ政権によるベネズエラ攻撃、グリーランドを巡る欧州との対立、イランでの民主化運動の激化など地政学リスクが高まっています。

政治経済への不確実性の高まりが金の国際価格上昇に繋がっています。

金に限らず、鉛、スズ、銅関連銘柄も連れ高となっています。

市況高に加え、非鉄金属関連企業は副産物として金を生産しているところが多く、それも非鉄金属全般が買われる理由だと思います。

インフルエンザ薬関連の銘柄が上昇しています。

広州達安基因(002030)がストップ高、桂林莱茵生物科技(002166)が9.05%高、石家荘以嶺薬業(002603)が7.90%高と買われています。

26日(月)の本土マスコミは「インド西ベンガル州でニパウイルス感染者が5名出ており、医療関係者も含まれる」などと報じています。

ニパウイルスはフルーツ蝙蝠が媒介するウイルスで、家畜だけでなく、人にも感染します。

人対人の感染もあり、死亡率は40~75%の間だそうです。

潜伏期間は4~14日、最長では45日に達することもあるそうで、今のところワクチンも有効な治療方法もありません。

現地では100人近くが自宅での隔離を余儀なくされており、世界に拡散すれば、致死率が高いだけに大惨事となりかねません。

検査、診断、予防薬、ワクチン関連が注目を集めています。

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プロフィール

たしろ・なおき
田代尚機

中国株アナリスト
1958年生まれ。愛知県出身。大和総研、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立、TS・チャイナ・リサーチ(株)を設立。現在は生活の拠点を中国に移し、日本と中国を行き来しながらフリーランスとして活動中。マスコミ、金融機関や、個人投資家向けに情報提供を行っている。大和総研勤務時代に1994年から9年間、北京に駐在、中国経済、個別企業の調査を担当。それ以来、中国経済、企業に関する情報提供をライフワークとしている。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
【著書】
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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