若林栄四 ニューヨークからの便り wakabayashi

NASDAQヘッドアンドショルダー

2026/06/29
ブログ

前回のBLOGでNASDAQの天井は6月1日の27190と申し上げていた。

その背景は日柄で見れば明らかであるが、2021年11月22日の前回天井16212からの59カ月の正中点は6月2日である。この相場はまさにそのタイミングの6月1日にNASDAQは27190の天井を見たのである。

NASDAQは6月1日に天井27190を見た後、6月17日に2番天井26788を見た後反落している。

この相場は直近の流れを見ると5月13日の高値26707が左肩、6月1日が27190で頭、6月17日に26788で右肩ときれいなヘッドアンドショルダーのパターンを描いている。天井を見た後の安値6月9日の24980に相場は接近している。6月26日の安値は25014と、安値まであと34ポイントに迫っている。

このヘッドアンドショルダーの形が新安値で壊れてくると、今年3月30日の安値20690からの上げ場面が全部崩れる形になる。

そうなると昨年4月7日の50週サイクルロウ14784から27190までの上げ全部の調整局面に入る形になる。

その調整はリーマン安値2009年3月12日の1265からの18年サイクルボトムへと相場を誘導することになる。リーマン安値から上げた54度チャネルの下限は15000近辺である。これが18年サイクルボトムではないかと思われる。一般的には18年サイクルの天井からボトムまで1年以内のことが多いので、来年前半にサイクルボトムがやってくる可能性が高い。相場は40-50%の下落となりそうだ。

余談だがNYダウも、リーマン安値6469ドル2009年3月9日からの69.1四半期正中点6月18日から1週間の6月25日に52655ドルで天井を見たのではないかと見ている。2022年1月5日の前回天井36952ドルに61.8単位15450(618÷4)ドルを加えた52402ドルに達したことで、この相場も時間、距離双方の限界まで走ったもののように見える。

そうすると米国株全体が危うくなってくる。
今の一般的な市場の見方とは違って、米国経済が危ういことになるのではないかと、この米国株全体の崩れにつながるのではないかと思われる。

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プロフィール

わかばやし・えいし
若林栄四

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍中。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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