若林栄四 ニューヨークからの便り

若林栄四(わかばやし・えいし)

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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若林栄四 NYからの金言
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

ワクチン摂取録

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12月から始まった、米国の新型コロナウィルスのワクチン接種が大分進捗しつつある。

2月11日現在の数字では全米で完全接種者が3.4%、部分接種者(2回のうちの1回の接種を受けた人)は10%となっている。

2月11日の新規感染者は10万5千人、死者は3878人が全米で記録されている。

ワクチンの供与で新規感染者は30万人超から、日によっては10万人を切るところまで落ちてきている。死者のほうはもう少し数字が乱高下して多い時は3000人超、少ない時は1800人とか2000人を割ることもある。

バイデン大統領になって、最優先の施策としてこのワクチン接種が叫ばれ、1月中はなかなか予約が取れなかったが、ここへきて急に予約がスムーズにとれるようになった。

これまでは、そのワクチン用のウェブにアプローチして予約するのだが、すでに何カ月も先まで予約済みで、キャンセル待ちを狙うことしか方法がなかった。

その方法で1週間やってみたがやっととれたのが3月30日の予約である。

今週に入って、ワクチン用のホットラインが急速に普及して、ホットラインでアプライしたところ火曜日に電話して木曜日の予約ができた。2月9日にアプライして2月11日の接種である。3月30日の分はキャンセルした。

我々は65歳以上なので、今優先的に予約ができる。

マンハッタンでは西側の34-37丁目にある巨大な会議場ビルであるジャビッツ・センター

という見本市会場に使う大きな入れ物で接種する予約である。

 

巨大な空間なので何千人入っても大丈夫だが、建物には数百人の州兵が配置されており、会場に到着すると、その州兵に要領を聞くことになる。

州兵のインストラクション(指示)で、最初のレジストレーション(登録)のところに行くと、数十人の係員が配されており、まったく行列することなく簡単にレジストレーションは終わった。

次は書類の整備であるが、其の書類チェックの係まで巨大な空間の中を100メートルぐらい歩く。やはり100人以上の担当がいて100個以上の机に座って書類のチェックである。

全く待たせることはない。あらかじめショートメイルできている書類に必要事項を書き込んで返事してあるので、その内容のチェックである。大事なものは医療事故の免責の書類だろう。さらに65歳以上であることを運転免許証などのIDでチェックする。

 

係の人はコンピューターで書類をチェックし、OKが出るまで5-6分の時間がかかる。

それが終わると兵隊さんが次はこっちと案内してくれてさらにそこから50メートルほど歩いたところにある接種の注射をする看護婦さんが50人ぐらいいる場所へ行く。

とにかく場所が広いので50人の看護婦がゆったりと配置されており、そのうちの一つに行って接種を受ける。まったく待ち時間はない。

そこで看護婦にこれから接種するワクチンはファイザー社のワクチンで、その注意書きのパンフレットを渡される。パンフレットを読むひまはないので、そこで接種となる。

そこで次の2回目の接種の日にち21日後の3月4日の予約のカードを渡される。

接種が終わると、その場所からさらに50メートルほど歩いたところに数百の椅子が置いてある。そこは州兵が管理しているエリアで、接種済みの人に異常が出ないかどうか15分のオブザベーション(観察)をすることになっている。

 

15分が終わると、それで終了である。

1時40分の予約に対し1時半に現地に到着、最後のオブザベーション終了が丁度2時であった。全く待たされることがなくスムーズに進行した。

最後の会場を出る前に机の上にたくさんのハート型の紙が置いてある場所があり、筆記用具も置いてある。多数の人が当日の接種のサンキュー・レターを書いて、その横にある白板に磁石で貼り付けられるようになっている。この辺がアメリカらしいところで微笑ましい。

過去5年間ひたすらにギスギスした文化にさいなまれた米国もやっと普通の状態に戻りつつあるのか。早いところこの新型コロナ禍が過去のものになることを祈っている。

若林栄四 NYからの金言
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

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