若林栄四 ニューヨークからの便り

若林栄四(わかばやし・えいし)

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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FRBの動きだけを見ていると危うい

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米国金利はどこへ行くのか。

先週は2020年3月9日の米国長期金利安値0.31%からの108週目(540÷4)である。

今週は109.5週(36.5×3あるいは95.5+14)の節目のタイミングに入ってくる。正中点は4月14-15日となっている。そういう節目のタイミングで、また例のゴールドマンのストラテジストが短期金利4%の予測を出したらしい。この銀行はいつも逆指標になるタイミングで予測を発表するので、今回もこの大事な109.5週目の1週間前にマーケットをさらに混乱させる予測を出している。

短期金利はわからないが、10年物の長期金利で見ると1981年9月30日の金利高値15.84%からの162四半期(40.5年)目の正中点3月31日からの1週間目である4月8日に2.73%の金利高値を付けている。

この15.84%から、15.45%(9.55+5.9)を減じた数字は0.39%であった。2020年3月9日の利回り安値は0.31%で、限界の0.39%を0.08%オーバーシュートしたが、その後金利急騰で、やはり15.45%の黄金律限界が正しかったことが証明されている。

今回はその1981年9月30日の15.84%からの162四半期目の黄金律の日柄で、黄金律95.5+36.5=132単位13.2%のレベルに来ている。15.84%-13.2%=2.64%が大事な金利のレジスタンスのレベルである。4月8日の高値2.73%は0.09%のオーバーシュートと、ちょうど109週前の騒ぎと同じようにやり過ぎているものと考えられる。

ウォール・ストリートのFRB偏重がこのような金利の乱高下をもたらす。FRBに何がわかるのか?

こんなろくでもない中央銀行の幹部の発言に必要以上の注意を払うことは、まさに無意味なマーケット・ジャーナリズムの扇動に乗ることになる。

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