介入がなくても…
円安材料しかないと豪語していた、エコノミスト、ストラテジストは、7月30-31日のドル・円円買い介入に、若干動揺しているように見える。
それは正しい。ドル・円相場は相場であり、経済の変数ではない。
相場である以上、もう上昇しかないと言い出したら天井である。
筆者は経済学を学んでいないので、なぜ円安しかないのか理解できないが、、相場学の世界では、これしかないという状態は、ほぼ間違いなく天井か底である。
尤も、相場学でいえば、前回ドル安値―円最高値2011年10月31日の75円53銭からの59四半期(14年9カ月)の正中点である7月31日には要注意と申し上げていた。
これは、目先の相場の天井ではなく、大天井のことである。
75円から163円まで来た相場が天井を付けて反転するということになる。
いろんな専門家といわれる人の言辞をユーチューブなどで見ると、そこまでの大きな相場の反転を見ていない人がほとんどで、わかってない人は、いつドルを買ったらいいかととくとくと話し、FRBがタカ派だから円安などとくだらない理屈をつけている。
この相場は24年7月3日の161円97銭、と今回の7月23日の163円98銭のダブルトップ天井である。
今までのドル・円の高値の歴史で2年のインタバルを置いてのダブルトップというのはない。今回はまさにダブルトップしかも黄金律162円でのダブルトップである。強力なトップである。
世界中の円キャリートレードが巻き戻されることになるはずだ。140-150円という話ではないのだ。80円台辺りまでを2030-31年にやりに来る構えだろう。
今までの円安で、ちまちま儲けてきた人は、引き続きドル・ロングで攻めるしかないが、儲かったらすぐ利食いを入れることが大事だ。利食いを入れないで、ひたすらナンピンを入れる人は一財産を失う覚悟がいるだろう。
(2026/08/01 執筆)
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