建国250年、さてこの先は?
建国250年の独立記念日7月3-4日は特別な日であった。
7月2日から3日連続でNYは華氏100度に達した。華氏100度は摂氏37.8度である。3日は華氏100度のうえに 湿度が36%まで落ちた。戸外に出ないようにという禁を犯して短い散歩をしたが、熱風が砂漠のように吹きつけてくる異様な気候の日であった。
日本で摂氏38度というとそれほど珍しくはないのかもしれないが、日本の場合は湿度が高いので高熱の不快感はあるがそれほど暑いと思ったことはなかった。
それが湿度が落ちると、風が熱風になるのである。砂漠の民が暑熱の中であんなに沢山着込んでいるというのは誠に合理的だということを理解した。
この250年祭ということで町ではいろいろな催しが予定されていたが、この猛暑で戸外のものは殆ど中止された。それでも我が家(ハドソン川に面する11階のアパート)から見ると、海軍の軍艦(駆逐艦クラス)が、ハドソン川に4-5隻碇泊して、満艦飾を見せ、250年前のカラフルな帆船と並ぶページェントを見せてくれた。
NYでは盛大な花火が打ち上げられたが、わが家からはちょっと方向違いで、音だけはよく聞こえた。
夜CNNで各地の花火を見せてくれたが、一番好きだったのはボストンの花火で、色合いが上品で美しいものをふんだんに見せてくれた。
夜中の12時を過ぎるとワシントンの花火が始まったが、規模が莫大で30分ほど圧倒的なパフォーマンスを見せたが、観衆はその前に夜中の11時から始まった、トランプの1時間のスピーチ(内容のない自慢話)にくたびれたのかあまり乗っているようには見えなかった。
1976年の200年祭からの50年間は米国が物造りをあきらめて、もっぱら金融の世界で国を引っ張ってきた。ところがその金融も相場がやりすぎで限界に来ているように見える。次はAIで国を引っ張ることになるかもしれないが、その金融からAIへの橋渡しがうまくいくかどうか。最終的にはうまくいくだろうが、その前に一波乱あるのではないかと懸念している。
前回のBLOGでNASDAQの天井は6月1日の27190と申し上げていた。
その背景は日柄で見れば明らかであるが、2021年11月22日の前回天井16212からの59カ月の正中点は6月2日である。この相場はまさにそのタイミングの6月1日にNASDAQは27190の天井を見たのである。
NASDAQは6月1日に天井27190を見た後、6月17日に2番天井26788を見た後反落している。
この相場は直近の流れを見ると5月13日の高値26707が左肩、6月1日が27190で頭、6月17日に26788で右肩ときれいなヘッドアンドショルダーのパターンを描いている。天井を見た後の安値6月9日の24980に相場は接近している。6月26日の安値は25014と、安値まであと34ポイントに迫っている。
このヘッドアンドショルダーの形が新安値で壊れてくると、今年3月30日の安値20690からの上げ場面が全部崩れる形になる。
そうなると昨年4月7日の50週サイクルロウ14784から27190までの上げ全部の調整局面に入る形になる。
その調整はリーマン安値2009年3月12日の1265からの18年サイクルボトムへと相場を誘導することになる。リーマン安値から上げた54度チャネルの下限は15000近辺である。これが18年サイクルボトムではないかと思われる。一般的には18年サイクルの天井からボトムまで1年以内のことが多いので、来年前半にサイクルボトムがやってくる可能性が高い。相場は40-50%の下落となりそうだ。
余談だがNYダウも、リーマン安値6469ドル2009年3月9日からの69.1四半期正中点6月18日から1週間の6月25日に52655ドルで天井を見たのではないかと見ている。2022年1月5日の前回天井36952ドルに61.8単位15450(618÷4)ドルを加えた52402ドルに達したことで、この相場も時間、距離双方の限界まで走ったもののように見える。
そうすると米国株全体が危うくなってくる。今の一般的な市場の見方とは違って、米国経済が危ういことになるのではないかと、この米国株全体の崩れにつながるのではないかと思われる。
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