15日の上海総合指数は0.55%安、消費関連全般に資金が流入!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
15日(月)の上海総合指数は安寄り後、戻り歩調となり、前場の段階では一旦先週末終値比プラスを確保する場面もありました。
しかし、その後は売りに押され下落、終値は0.55%安の3867.92ポイントで引けました。
セクター別では、消費関連、保険などが買われました。
一方、半導体、AI関連などが売られました。

15日(月)の創業板指数は1.77%安となりました。

15日(月)の上海50指数は0.25%安となりました。

上海総合指数は11月24日を底として、しばらく緩やかな自律反発過程を辿っていたのですが、12月8日(月)を天井にその後は緩やかな調整局面となっています。
日足チャートをみると、25日移動平均線が上値を抑えるような形で推移しています。
さらに、先週末となる12日(金)、15日(月)は短期の移動平均線が密集する中で上値が抑えられるといった展開となりました。
特に15日(月)は上髭のついた寄り引き同時線で一段と上値の重さを感じさせる値動きとなりました。
国家統計局は15日(月)現地時間10:00、11月の経済統計を発表しました。
結果は以下の通りです。
鉱工業生産:4.8%増(前月と比べ▲0.1ポイント、ロイターの市場予想と比べ▲0.2ポイント)
小売売上高:1.3%増(〃▲1.6ポイント、〃▲1.5ポイント)
固定資産投資(累計):▲2.6%減(前月累計と比べ▲0.9ポイント、〃▲0.3ポイント)
全国不動産開発投資(累計):▲15.9%減(前月累計と比べ▲1.2ポイント)
商品不動産販売面積(累計):▲7.8%減(〃▲1.0ポイント)
商品不動産在庫面積(月末):+2.6%増(前月末と比べ▲0.7ポイント)
その他の統計も示しておきます。
輸出(人民元ベース):5.7%増(前月と比べ+6.5ポイント)
輸入(人民元ベース):1.7%増(〃+0.3ポイント)
CPI:0.7%上昇(〃+0.5ポイント)
PPI:▲2.2%下落(〃▲0.1ポイント)
全体を通してみると、輸出の改善が顕著ですが、これは12月8日(月)に発表された統計です。
生産、消費、投資ともに鈍化(あるいは減少率拡大)しており、すべてが市場予想を下回る結果となりました。
本日のマーケットの動きを見る限りでは、発表直後はイベント通過で買いに出る投資家もいたようですが、多くの投資家はやはり弱気に転じているといった感じです。
買い方の強気の根拠は政策期待なのでしょう。
12月11日、12日に開かれた中央経済工作会議の内容を表面的に見れば、引き続き内需拡大政策を実施し、財政拡大、金融緩和を継続すると強調しており、来年の成長率目標も今年と同様5%前後に設定されています。
現状維持で悪くないのではと思うかもしれませんが、しかし、経済実態についての分析では“供強需弱(供給過剰・需要不足)”が“突出した矛盾 ”と強調されています。
それは足元の経済統計が示す通りです。
来年も内需拡大政策が実施されるのですが、これまでのやり方だけではだめで、具体的な政策として“建設全国統一大市場”が最上位に記されています。
来年のマクロ政策の基調として、昨年の“以進促穏(新しいことを穏やかに進める)”に替わり、“提質増効(経済の質を引き上げ生産性を上げる)”が新たに示されています。
政策の難しさからいえば、来年の方がずっと難しいとみられ、そうした部分まで分析する機関投資家などは第十五次五か年計画の1年目だからと言って、単純に強気にはなれないのでしょう。
セクター別の動きをみると、消費関連が買われています。
皇氏集団(002329)、湖北均瑶大健康飲品(605388)、成都紅旗連鎖(002697)、浙江東日(600113)などがストップ高まで買われています。
需要不足が突出した問題である以上、需要拡大が政策の最大のポイントとなりそうだとの見通しから消費関連全般に資金が流入しています。
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