8日の上海総合指数は0.54%高、中央政治局会議の内容を好感!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
8日(月)の上海総合指数は高寄り後、買い優勢の展開となりました。
大引けにかけてやや売りに押されたことで、終値は0.54%高の3924.08ポイントで引けました。
セクター別では、通信設備関連、リチウム金属関連などが買われました。
一方、石炭、石油開発などが売られました。

8日(月)の創業板指数は2.60%高となりました。

8日(月)の上海50指数は0.58%高となりました。

上海総合指数は11月24日をボトムとして、緩やかな自律反発過程にあります。
実体経済の悪さを一旦織り込むと政策期待で戻す、といった展開となっています。
中国共産党中央政治局会議が8日(月)に開催され、後場に入ってから、新華社などがその内容を公表しています。
8日(月)の上海、深セン両市場合計の売買代金は久しぶりに2兆元を超えており、先週末比では3109億元増加しています。
上海総合指数のチャートでは25日移動平均線が上値を抑えるような展開となっていますが、本土投資家の売買比率が高く、本土相場の先行指標ともいえる創業板指数は5日、25日、75日移動平均線が密集する中を上に抜けています。
市場では、来年の経済運営方針を決める中央経済工作会議は12月11日(木)~12日(金)にかけて開かれるのではないかとみられていますが、今回の政治局会議はその前段で開かれる会議であり、その重要な部分について触れられているとみられます。
その内容から来年の経済方針がどのようになるのかを推測できます。
2026年については、「穏中求進」、「提質増効(質を引き上げ効率を増す)」、「安全発展」を大きな方針として挙げています。
積極財政政策、金融緩和政策について、弱めることなく引き続き実施し、市場化を進めることで本土全体を一つの大きな市場に統一するなど、改革の難しい部分に切り込み、科学技術、産業、金融、データの安全などについて、発展と安全確保といった二つの目標をいずれも重視し、民生の問題についてはより具体的に取り組むなどとしています。
昨年も「穏中求進」が重要な基調の一つとされました。
穏中求進というのは、短期な安定と長期的な発展、リスクコントロールと改革・イノベーションについて、うまく均衡を保つという意味で、中国マクロコントロール政策の中でとても重要な概念です。
2026年は企業業績、期待(経済用語としての期待)、サプライチェーンといった3つの安定を図る中で、第十五次五か年計画を始動させ、科学技術の自立と強化に取り組み、内需主導での発展を目指すということです。
エコノミストたちが見通しを変えなければならないような前提の変更は見られませんが、とりあえず、景気の安定がしっかりと図られるという点を確認できたということから、ここは買い場と考えてよいのでしょう。
今週末に開かれるとみられる中央経済工作会議では、2026年のGDP目標、政府予算の赤字率、不動産政策、科学技術の投入政策、環境への配慮といった具体的なところが注目ポイントとなります。
セクター別では通信設備関連全般が買われています。
福建福晶科技(002222)、匯緑生態科技集団(001267)、宝勝科技創新(600973)、広東通宇通訊(002792)、河北中瓷電子科技(003031)などがストップ高まで買われています。
中国基金報ではSpaceXの企業価値がOpenAIを超え、未上場企業の中で企業価値が最大と評価されると伝えています。
中国を含め、グローバルで衛星通信技術の分野が今後、急速に発展するのではないかといった思惑から関連銘柄が買われています。
また、リチウム金属関連も買われています。
江西カン鋒リチウム(002460)が5.55%高、盛新リチウム集団(002240)が5.41%高、錦州永杉リチウム(603399)が4.99%高と業界全体に資金が流入しています。
12月に入り、リチウム需要は閑散期に入り、鈍化している一方、供給については回復しつつあります。
細かくみると、リチウム塩については在庫が減る方向に向かっており、炭酸リチウムについては供給が増え始めており、全体として、リチウム需給は今後、大きく改善されるのではないかといった見通しから関連銘柄が買われています。
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