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30(木)に開催される米中首脳会談で緊張緩和が演出される見通し!!

2025/10/29

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

29日(水)の香港市場は重陽節のため休場となりました。

取引再開は30日(木)からとなります。

以下は28日(水)までのハンセン指数、中国企業指数のチャートです。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

ハンセン指数は10月2日(木)、終値ベースで2021年7月23日以来の高値を付けた後、中国側によるレアアースの管理強化、米国側による100%課税発言などで両国間の緊張が高まったことで、一旦大きく下げました。

しかし、30日(木)に実現することになった米中首脳会談を通して、最終的には上手くまとまるとみる市場関係者は多く、25日(土)、26日(日)にクアラルンプールで開かれた米中閣僚級協議の結果、「11月1日から100%の追加関税をかける」とのトランプ発言は撤回される見込みとなり、さらにトランプ大統領は29日(水)、合成麻薬「フェンタニル」の米国流入を問題視して中国に付加していた追加関税を引き下げると報道しています。

米国メディアは、20%から10%に引き下げられるだろうなどと報じています。

今回も“TACO”だろうと多くの市場関係者が予想、10月中旬には下げ止まった感のあったハンセン指数ですが、やはり予想通りだということで下旬に入り、戻り歩調となっています。

ちなみに、米中首脳会談が30日(木)に行われるといった情報は、29日(水)に中国外交部からも正式に発表されています。

本土市場は29日(水)も取引が行われており、上海総合指数は0.70%上昇しました。

一日挟んで再び2015年7月24日以来の高値を更新しています。

上海総合指数が10年来の高値更新ペースであるのに対し、ハンセン指数の28日(火)終値は10月2日に付けた高値(終値ベース)と比べ、3.4%低い状態です。

香港の主要投資家である欧米系機関投資家は本土投資家ほど、五か年計画の内容を深く理解しておらず、材料視していないことや、景気に対してポジティブな政策をとると予想される新政権が日本で誕生したことで、そちらに資金が向かっていることなどが、ハンセン指数の最高値更新が遅れている理由として考えられます。

ただ、欧米系機関投資家も香港市場にポジティブな見通しをするところが増えており、引き続き、AI、半導体、レアアースなどに注目しているようです。

プロレス興行のような政治演出が好きなトランプ大統領のことです。

30日(木)の米中首脳会談で、現在報道されているよりもさらに踏み込んだ内容の米中緊張緩和が演出される可能性があるとみています。

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プロフィール

たしろ・なおき
田代尚機

中国株アナリスト
1958年生まれ。愛知県出身。大和総研、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立、TS・チャイナ・リサーチ(株)を設立。現在は生活の拠点を中国に移し、日本と中国を行き来しながらフリーランスとして活動中。マスコミ、金融機関や、個人投資家向けに情報提供を行っている。大和総研勤務時代に1994年から9年間、北京に駐在、中国経済、個別企業の調査を担当。それ以来、中国経済、企業に関する情報提供をライフワークとしている。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
【著書】
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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