18日のハンセン指数は1.12%安、利益確定売りに押される!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
18日(水)のハンセン指数は安寄り後、売りに押される展開となりましたが、現地時間10:30分頃には下げ止まり、その後は狭いレンジでの値動きが大引まで続きました。
終値は1.12%安、2万3710.69ポイントで引けました。

18日(水)の中国企業指数は1.16%安で引けました。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

先週のハンセン指数は11日(水)に高値2万4439.35ポイントを付けた後、一旦緩やかな調整局面となっています。
9日(月)、10日(火)にロンドンで行われた米中協議は「ジュネーブでの米中協議のコンセンサスが実行される」方向で話が進みました。
ただ、何か新しい材料が出たわけではありません。
メインボードにおける売買代金の直近のピークは13日(金)の2943億香港ドルで、その後は減り続けており、17日(水)は1819億香港ドルに留まっています。
3月19日の高値2万4874.39ポイントを超えて上昇するためには、米中関係の緊張緩和、経済指標の上振れ、強力な経済政策など、しっかりとした材料が欲しいところです。
もっとも、米中関係がこれ以上悪化したり、景気下振れを心配する投資家は少ないとみられ、下値も限られるとみています。
テクニカルには2万3500ポイント辺りに下値支持があるとみられます。
この辺りの価格帯は5月中旬から下旬にもみ合ったところであり、また2月下旬から3月下旬にかけても、出来高が多かったところなので、下値は比較的固いのではないかとみています。
18日の悪材料としては、トランプ大統領がSNSを通じてイランに対して無条件降伏を要求したことが挙げられます。
米国メディアは米軍がイランの核施設への攻撃を検討していると報じており、中東情勢の悪化が懸念されます。
それでも、18日(水)の日経平均株価は0.90%高、韓国総合株価指数は0.74%高、台湾加権指数は0.65%高と買われており、上海総合指数も0.04%高で引けています。
アジア各国の株式市場では中東情勢の悪化を嫌気する売りが出ているわけではありません。
18日(水)の香港市場では、6月に入り相場になっていた証券関連が大きく下げており、全体相場はこうした最近買われていた銘柄に利益確定売りが出た影響を受けて弱含んだとみています。
セクター別でみると、石油開発関連が買われています。
百勤油田服務(02178)が79.10%、勝利油気管道(01080)が14.29%、達力普(01921)が8.04%高、山東墨龍石油機械(00568)が8.03%高、シノペック石油工程技術服務(01033)が7.50%高と上昇しています。
中東情勢の緊迫化は、原油価格を上昇させ、原油供給の安定性に対して懸念を生じさせるといった見方などから、関連銘柄が買われています。
また、金(ゴールド)関連セクターについても、中東情勢の緊迫化による金価格の上昇が材料視され、買われています。
お知らせ:当面の間、香港市場に関するブログは毎週水曜日に更新する予定です。
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