上海総合指数、春節休場明け後も上昇トレンドを維持か!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!
中国株投資家の皆さん、こんにちは。
23日(月)は春節のため休場となりました。
今週の本土市場はすべて休場となります。
20日(金)までの本土3指数のチャートを示しておきます。
本土3指数は、香港ハンセン指数と比べると、12月中旬に押し目を付けた分だけ出遅れ感がありましたが、足元ではいずれも200日移動平均線を超えて上昇しています。
特に創業板指数ではっきりとした上昇トレンドが出ており、個人投資家の買い意欲が強まっていることがわかります。
気になる春節中の経済活動ですが、21日に同程旅行が発表した春節休暇初日の消費データによれば、休暇直前の旅行、帰郷者による人流は新型コロナ禍前と同様、休暇直前にピークに達したそうです。
色々な予約優待を実施したこともあって、名所旧跡などの入園券予約数は前年同期と比べ76%増、予約車両数は35%増、ホテル予約件数は19%増となっています。
航空チケット予約件数は前年同期比16%増でこの三年間で最大となりました。
春節前に出発する航空チケット料金(平均)は、昨年の862元から24%上昇し1073元となりました。
予想通り、旅行需要はしっかりと回復しているようです。
また、文化旅行部は20日夜、2月6日より、一部の国家に対する旅行団体向けの”航空券+ホテル”の予約業務を解禁すると発表しました。
その結果、同程旅行のHPでは国際旅行商品情報に対する検索数が瞬時に5倍以上に膨れ上がったようです。
残念ながら日本はその対象から外れていますが、タイ、シンガポール、マレーシア、カンボジア、インドネシアなど31か国が対象となっており、そうした国への旅行客は急増することになるでしょう。
ちなみに、1月18日現在の国際便旅客便数は310便まで回復しており、航空チケット代金は前年同期と比べ3倍強となっています。
海外航空関連需要は今後、着実に増えることになりそうです。
新型コロナ感染に関するニュースでは、中国疾病コントロールセンター病学の呉尊友主席研究員はSNSを通じて次のような見解を示しています。
「春節期間中大量の人流が発生、一定程度新型コロナの拡散促進が起こるかもしれず、局所的には感染者数が急増するだろう。
しかし、今回の流行では既に、全国で約80%の人が感染している。
短期間、例えば今後2~3か月以内に、全国規模で感染がぶり返したり、新たな感染第2波が発生する可能性は極めて低いだろう」
市場は楽観に包まれています。
現在までの状況を整理する限りでは、上海総合指数は休場明け後も上昇トレンドを維持するとみてよさそうです。
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!