1日の上海総合指数は0.46%高、10年来高値近辺で売り買い交錯!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
1日(月)の上海総合指数は高寄り後、終日狭いレンジでの売り買い交錯となり、終値は0.46%高の3875.53ポイントで引けました。
セクター別では、貴金属、非鉄金属関連などが大きく買われました。
一方、保険、証券、銀行といった金融関連、軍事関連などが売られました。

1日(月)の創業板指数は2.29%高となりました。

1日(月)の上海50指数は0.16%高となりました。

上海総合指数は、6月最終週あたりから強い上昇トレンドが出ています。
7月末あたりで浅い押し目を付けていますが、27日(水)はそれ以来の押し目となりました。
しかし、それも28日(木)には戻り歩調となり、9月1日(月)の終値は26日(火)のザラ場で記録した10年来高値まで、あと0.34%の水準まで戻しています。
上海、深セン市場合計の売買代金は2兆7500億元で先週末よりは若干少ないのですが、依然と大商いです。
売買代金の明確なピークアウトが見られない以上、上昇相場が続くとみた方がよいでしょう。
一方、相変わらず、景気は良くありません。
国家統計局、中国物流購買聯合会は31日(日)、8月の製造業PMIを発表しました。
結果は49.4で先月よりも0.1ポイント改善しているとはいえ4月以来、5か月連続で景気の拡大・縮小の分岐となる50を下回っています。
新規受注、原材料在庫、就業人員といったところが50を下回っており、引き続き需要不足が企業の生産経営活動を圧迫しています。
ただ、内需拡大政策、反内巻政策(悪性の過当競争を減らすための政策)が打ち出される中で、生産指数は前月と比べ0.3ポイント改善し、50.8となりました。
初歩的な段階ですが、政策の効果がみられたといった評価もあるようです。
また、民間調査会社であるレーティングドッグが1日に発表した8月の中国製造業PMIは前月から1.0ポイント改善して50.5となりました。
これは3月以来の高い数字で、ブルームバーグがまとめた市場コンセンサスである49.8と比べると、随分と上振れしています。
インプット価格の上昇が顕著であるとレーティングドッグは指摘しています。
結局、景気は縮小しているのか、そうでないのかはっきりしないところもあるのですが、相場はこの統計に反応しているような感じはしません。
上海総合指数にきれいな上昇トレンドが出ているところをみると、たとえばイノベーションの加速により経済構造が変わろうとしているなどといった、もう少し長期的な視線で資金を投じる投資家が増えているように思います。
セクター別では中金黄金(600489)、湖南黄金(002155)、西部黄金(601069)などがストップ高まで買われています。
ジャクソンホール会議(8月21日~23日)でFRBのパウエル議長が9月の利下げを示唆したことで、国際市場で金価格が上昇しています。
米国の利下げ見通しは非鉄金属全般で価格を引き上げる方向に作用しており、関連セクター全体に資金が流入しています。
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