27日のハンセン指数は1.27%安、寄り付き天井も25日移動平均線で下げ止まる!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
27日(水)のハンセン指数は高寄りしたのですが、直後に高値を付けた後は売られる展開となりました。
終値は1.27%安、2万5201.76ポイントで引けました。

27日(水)の中国企業指数は1.40%安で引けました。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

先週のハンセン指数は8月20日(水)、一旦25日移動平均線を割り込んだのですが、そこで値固めとなり、その後は本土市場の強い値動きに“つれ高”するような形で戻り歩調となり、25日(月)にはザラ場で2021年10月26日以来となる高値2万5918.86ポイントを付けました。
しかし、その後は利益確定売りに押される展開となり27日(水)は、ほぼ寄り付き天井、やや大きめの陰線を付けています。
ただ、25日移動平均線が支持線として機能しており、終値ベースでは割り込まずに引けています。
上海総合指数に強い上昇トレンドが出ていますが、26日(火)には短い十字線が出ており、27日(水)には急落しています。

上海、深セン両市場の売買代金は3兆元を超える大商いとなっており、売買代金のピークアウトはみられませんので、現状での判断は“上昇トレンド継続”です。
一方ハンセン指数は、直近の3つのピーク(7/24、8/14、8/25)にほとんど差がなく、ここから上を買っていこうと考える投資家はそれほど多くありません。
当局による政策についてですが、単なる景気対策ではなく、たとえば、過当競争を排除し、市場構造の改善を目指すような改革、あるいは資本市場をもっと健全なものとするような改革、つまり、経済構造の転換を進めるような長期政策をどのように捉えるかについて、本土投資家と香港の主要投資家である欧米系機関投資家では違いがあるように思います。
客観的な企業業績やマクロ経済の見通しを根拠に投資しようとすれば、どうしても経済の大きな変化を過小評価してしまいます。
そうした部分での違いが本土、香港市場の勢いの違いに現れているのでしょう。
個別銘柄ではセンスタイム(00020)が8.90%高、藍思科技(06613)が7.78%高、多点数智(02586)が7.50%高と大きく買われています。
国務院は8月26日(火)、「“人口知能+”行動を深く実施することに関する意見」を発布しました。
AIを消費などの六大領域と深く融合させ、スマート端末機器を普及させるなど、AI関連産業の発展を推し進める政策を明確に示しており、この政策が好感されたとみています。
お知らせです!!
8月28日(木)20:00、第53回 酒匂×川口のゴールデンアワーに出演します。
不動産不況からの脱却に苦しむ中国経済ですが、投資家は中国経済の何に期待しているのでしょうか。注目銘柄を含めて解説します。
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