4日の上海総合指数は0.66%高、自律反発!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
4日(月)の上海総合指数は安寄り後上昇、前場から後場前半にかけては上値の重い展開が続いたのですが、後場後半になると一段高となり、終値は0.66%高の3583.31ポイントで引けました。
セクター別では、軍事関連、貴金属などが買われました。
一方、保険、映画館、小売りなどが売られました。

4日(月)の創業板指数は0.50%高となりました。

4日(月)の上海50指数は0.55%高となりました。

先週の上海総合指数は30日(水)、ザラ場で高値3636.17ポイントを付けた後、2日続落となりました。
31日(木)現地時間9:30に発表された7月の製造業PMIは前月と比べ▲0.4ポイント低下し、49.3となりました。
4か月連続で景気拡大、縮小の分かれ目となる50を割り込んでおり、市場予想は先月並みであったことから、こちらに対しても▲0.4ポイント下回っています。
新規受注が▲0.8ポイント低下し49.4、新規輸出受注が▲0.6ポイント低下し47.1となるなど、需要の弱さが目立ちました。
米中通商協議によって29日(火)、トランプ相互関税24%相当について90日間の停止措置延長で合意に達していました。
投資家心理が楽観に傾いていたところでしたが、足元の景気の悪さが相場の勢いをそぐ形となりました。
上海、深セン市場合計の売買代金は31日(木)、1兆9360億元となり、22日(火)を超える大商いとなりましたが、1日(金)は1兆5984億元、4日(月)は更に減少し1兆4986億元に留まっています。
4日(月)の上海総合指数日足は、やや大きめの陽線を付けてはいますが、材料があって買われたということではなく、自律反転で戻したといったところです。
セクター別では軍事関連が買われています。
安徽長城軍工(601606)、建設工業集団(002265)、成都天箭科技(002977)、成都利君実業(002651)、航天時代電子技術(600879)などがストップ高まで買われました。
2025年は第14次五か年計画の最終年となるのですが、予算未達成の装備、特に、誘導ミサイル、航空装備、軍事電子製品の領域で未発注分が多いといった話題が材料視されました。
また、来年から始まる第15次五か年計画では、“新たな質の戦闘力”が焦点となります。
無人化、スマート化、低コスト化装備などがポイントで、ドローン、衛星インターネット、電子対抗システムなどが重点発展分野になるとみられ、関連企業に資金が流入しています。
2025年は世界反ファシスト戦争勝利80周年とあって、7-9月期はこのセクター全体に度々好材料が出てくるのではないかと期待する市場関係者もいます。
また、貴金属関連が買われています。
赤峰吉隆黄金鉱業(600988)が7.44%高、山東黄金鉱業(600547)が6.78%高、西部黄金(601069)が4.67%高と上昇しています。
アメリカ労働省は1日(金)、7月の雇用統計を発表したのですが、それが市場予想を下回った上に、5月分、6月分が大幅に下方修正されました。
景気の悪さは今後の利下げ期待を高め、それが金先物価格の上昇に繋がり、金関連銘柄が買われました。
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