9日のハンセン指数は1.06%安、創薬セクターが急騰!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
9日(水)のハンセン指数は安寄り後、売りに押される展開となりました。
後場後半は下げ渋る形となり、終値は1.06%安、2万3892.32ポイントで引けました。

9日(水)の中国企業指数は1.28%安で引けました。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

ハンセン指数は6月25日(水)場中で2万4533.39ポイントの高値を付けた後、調整局面となっています。
7月4日(金)、7日(月)に下げ渋ると、8日(火)は1.09%高と一旦戻したのですが、メインボードの売買代金は2133億香港ドルに留まっており、自律反発の域を出ません。
9日(水)の終値は8日(火)の始値を割っており、引き続き下値を試す動きとなりかねない感じです。
3月19日に付けた約3年1カ月ぶりとなった高値2万4874.39ポイントを超えて上昇するにはトランプ追加関税政策の無力化、中国企業の克服、或いは中国イノベーション企業への再評価など、インパクトのある材料の出現が待たれるところです。
セクター別では創薬関連が買われています。
江蘇恒瑞医薬(01276)が15.61%高、山東博安生物技術(06955)が10.73%高、中国生物製薬(01177)が10.06%高と上昇しています。
トランプ大統領は8日(火)、医薬品・医薬品原料に対して1年超の猶予期間を設けた上で200%の追加関税を賦課すると発表しました。
中国の医薬品市場は民生領域で、市場化されています。
米国が医薬品の輸入に大幅な関税をかけるのであれば、中国国内における医薬品価格は上昇するのではないかとアナリストたちは予想しています。
その結果、国家による価格統制のない新薬を作るメーカーなどは、大きなメリットがありそうだといった見方です。
ただ、実際に課税されるようになれば、米国内での末端医薬品価格は大きく上昇するはずで、米国市民の大きな反対を引き起こしそうです。
ですから、実際に課税されることになったとしても、200%がそのまま維持されるとは思えません。
これもTACOとなりかねないとみています。
サマーストックと言えるかもしれませんが、映像事業関連が買われています。
上海のドラマ制作会社である檸萌影視伝媒(09857)が15.61%高、映画館を運営する英皇文化産業(00491)が14.71%高、香港の映画製作会社である邵氏兄弟控股(00953)、中国星集団(00326)が順に12.18%高、11.26%高と上昇しています。
昨年夏の映画チケット販売が低調であったため比較対象となる基数が小さいこと、今年は有望な作品が多いとみられることなどから一部のアナリストたちは今シーズンの好調を予想しており、こうした見通しが材料視されたようです。
個別銘柄で目立ったところを挙げると、巨星伝奇集団(06683)が94.37%高と暴騰しています。
台湾を代表する歌手で、香港、本土でも人気の高いジェイ・チョウ(周 杰倫)がドウインにおいて歌手の身分で正式にアカウント(アカウント名:周同学)を開いたことが確認されました。
アカウントを開き、10分で5万人のフォローが付いたそうです。
巨星伝奇集団はジェイ・チョウの母親などの関係者が実質的にコントロールする会社で、ビジネスモデルは“ジェイ・チョウIP+新小売”です。
ドウインが販売ツールとして機能することで、IP業務収入が大きく伸びるといった思惑が広がりました。
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