7日の上海総合指数は0.02%高、高温による電力需要増加期待で電力が買われる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
7日(月)の上海総合指数は僅かに安寄り後、終日狭いレンジでの値動きとなり、終値は0.02%高の3473.13ポイントで引けました。
セクター別では、電力、船舶、ステーブルコイン関連などが買われました。
一方、バイオ・医薬などが売られました。

7日(月)の創業板指数は1.21%安となりました。

7日(月)の上海50指数は0.33%安となりました。

上海総合指数は6月23日(月)場中で安値3347.65ポイントを付けたところで底を打ち、上昇に転じており、7月4日(金)には昨年11月8日以来となる高値3497.22ポイントを付けています。
ただ同日の後場寄り後早い時間に高値を付け後は利益確定売りに押されており、7日(月)は上昇して引けてはいるものの、先週末の高値には届いていないといった状況です。
中東情勢の安定化、米中関税政策を巡る話し合いの一応の解決などが好材料となり上海総合指数には上昇トレンドが出ています。
今後の相場の焦点についてですが、本土ストラテジストたちのコンセンサスをまとめると、反内巻政策で恩恵を受けるセクター、第15次五か年計画に対する期待からAI、半導体、バイオ・医薬(創薬)などの中長期成長セクター、金融緩和の継続や人民元の国際化が進むといった長期的な視点から広義の金融セクターなどが注目されています。
反内巻政策について説明を加えておくと、市場参加者が資源や事業機会を奪い合うために過度な投入を惜しまず、最終的には資源の浪費、高率の悪化を引き起こすような悪性過当競争を抑える政策という意味です。
具体的には鉄鋼、太陽光パネルなどのセクターが対象となります。
個別セクターの動きをみると、電力関連が買われています。
ボイラーメーカーの無錫華光環保能源集団(600475)、大唐華銀電力(600744)、河南豫能控股(001896)、華電遼寧能源発展(600396)などがストップ高まで上昇しています。
中央気象台は4日(金)午前6:00、各地に高温警報を出しました。
新疆トルファン、山西省関中、山東省中部、河南省東部、安徽省北部、湖北省西部、浙江省西北部などでは局地的に40度を超す暑さとなるといった予想です。
全国的に熱い夏となり、電力負荷が大きくかかるといった報道が材料視されています。
また、船舶関連にも資金が流入しています。
合併企業リストラ審査委員会は4日(金)、正式に中国船舶工業(600150)、が中国船舶重工(601989)を吸収合併することを認めました。
両銘柄の上昇率は大きくないのですが、傘下となる小型の上場船舶会社や、業界他社が買われています。
後者は業界再編の期待から買われているとみられます。
その他、8月から実施される「ステーブルコイン条例」に関して、細かい条例に関する情報が出ていることから関連銘柄に資金が流入しています。
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