15日のハンセン指数は0.79%安、利益確定売りに押される!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
15日(木)のハンセン指数は安寄り後、一旦前日終値比プラスに転じる場面もあったのですが、積極的に高値を買ってくる投資家は少なく、徐々に利益確定売りに押される展開となりました。
終値は0.79%安、2万3453.16ポイントで引けました。

15日(木)の中国企業指数は0.97%安で引けました。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

先週のブログでは米中協議による状況の劇的な改善は難しいのではないかと予想したのですが「中国側は10%、米国側は30%の追加関税」といった内容は充分サプライズと言える結果でした。
いずれも115%の引き下げなのですが、この内それぞれ24%相当分については90日間停止といった扱いです。
今後米国は、中国に対して輸入の拡大や、市場開放に繋がる規制緩和などを巡り、圧力をかけてくるようです。
トランプ相互関税による中国経済への影響が、現段階では無視できるほど低下したわけではありません。
また、先週紹介したように総合的な金融対策が打ち出されていますが、不動産不況に端を発する需要不足がこれで解消されると予想する市場関係者は少ないでしょう。
ハンセン指数が3月19日に記録した年初来高値(2万4874.39ポイント)や、2月下旬から3月末にかけて形成された2万4000ポイントあたりに描けそうな上値抵抗線を超えて上昇するには、新たな材料、サプライズが欲しいところです。
上昇トレンドが継続するとしたら、たとえば、19日(月)に発表される予定の4月の経済統計、特に不動産がらみの統計で予想よりも良い結果が出てくるようなケースではないかとみています。
個別では相互関税政策の緩和で恩恵をうける銘柄の上昇が目立ちました。
粉ミルクの輸入販売を手掛ける健合国際(01112)が17.89%高、養豚・養鶏業者で飼料を海外から輸入する四川徳康農牧食品(02419)が11.34%高、トラック運送業者の安能物流集団(09956)が4.77%高、港湾事業者の招商局港口控股(00144)が3.81%高と買われています。
24%相当の追加関税については90日後にどうなるのか、まだわかりません。
輸出入業者は駆け込みで輸出、輸入を行っていることから、こうした銘柄に資金が流入しています。
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