30日の上海総合指数は0.21%高、高配当利回り株に資金流入!!
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30日(月)の上海総合指数はわずかに安寄りしたものの、そのまま売り込まれることはなく、前日終値を挟んでの狭いレンジでの値動きが続きました。
終値は0.21%高の3407.33ポイントで引けました。セクター別では、保険、銀行、石炭などが買われました。
一方、農業、旅行・ホテルなどが売られました。
30日(月)の創業板指数は0.06%高となりました。
30日(月)の上海50指数は0.63%高となりました。
上海総合指数は16日(月)以降、狭いレンジでの横ばい圏での値動きが続いていましたが、24日(火)に1.26%高と自律反発すると、25日(水)から30日(月)にかけて、商いが細る中、緩やかな上昇を続けています。
年末年始、さらには春節の大型休場を控え、積極的な売買を手控える動きとなっています。
政策、ファンダメンタルズの面でも、また外部要因の面でも、手掛かり材料の乏しい時期でもあり、膠着相場が続いています。
セクター別では保険、銀行、石炭などが買われています。
保険では新華人寿保険(601336)が2.77%高、、中国人民保険(601319)が1.83%高、銀行では江蘇常熟農村商業銀行(601128)が2.95%高、長沙銀行(601577)が2.95%高、石炭では宝泰隆新材料(601011)、安源煤業集団(600397)がいずれもストップ高まで買われています。
これらのセクターはいずれも、高配当利回りが特徴のセクターです。
今週以降の相場見通しで、こうした高配当利回りセクターを薦めるセルサイドは多く、材料難の中、30日(月)はこれらのセクターに資金が集まったとみています。
これらの国有大型企業は歴史的には国家隊による買い支えの対象になってきたといった経験則もあります。
さらに、資本市場改革の進展、金融緩和による企業向け貸出の回復などが好材料といった見方もあります。
セルサイドによる今後の見通しなどをざっと調べてみると、強気見通しのところは比較的少なく、相場の本格的な回復は春節明け以降になりそうだとみているところが多いようです。
そうした中で、例えば中銀証券などは、年明け早々、上昇相場となりそうだと予想しています。
上昇相場と予想する根拠として、過剰流動性の発生を挙げています。
2020年以降、A株市場では第4四半期が強く、第1四半期が弱いといった傾向がみられました。
金融当局が企業の資金繰りの悪化を懸念して、年末にかけて流動性供給を増やし、年明け以降、それを吸収するといったオペレーションが続いたからだとみているのですが、今回は12月の重要会議を経て、金融緩和政策の強度が一段階高まるとみられ、2025年第1四半期は例年と異なり、流動性がむしろ高まるといった見方です。
こうしたロジックであれば、実体経済の悪さが金融当局の緩和の強度を上げるであろうことから、ファンダメンタルズの回復の遅れはむしろ好材料となりそうです。
今回が今年最後のブログとなります。
一年間、ご愛読ありがとうございました。
2025年もよろしくお願いいたします。
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