26日の上海総合指数は0.65%高、下げ止まる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
26日(月)の上海総合指数は高寄り後、薄商いの中、弱いながらもリバウンド基調となりました。
終値は先週末比0.65%高の3065.56ポイントで引けました。
セクター別では、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、電力設備、国防軍事、半導体・部品などが買われました。
一方、教育、不動産、バイオ・医薬などが売られました。
26日(月)の創業板指数は1.98%高となりました。
26日(月)の上海50指数は0.32%安となりました。
オミクロン株の毒性、感染速度は、事前に多くの人々が予想していたレベルを超えていたため、先週の本土市場は弱含みとなったのですが、26日の創業板指数は1.98%上昇しており、個人投資家を中心に底値を探る動きが見え始めました。
西安旅行(000610)、金陵飯店(601007)がストップ高、華天酒店(000428)が7.76%高となるなどホテル・レストラン、レジャー施設・旅行関連に資金が流入しています。
携程が発表したデータによれば、2023年元旦に省を跨ぐ旅行客は全体の6割近くに達しており、2022年中秋節休暇よりも多く、航空券、現地レジャー施設チケットの予約枚数は、それぞれ21%、33%増えているそうです。
また、2022年元旦時と比べれば34%増加しており、団体客が急増しているそうです。
集団免疫獲得の状況とは関係なく、レジャー・旅行関連需要は着実に高まっていることが確認できます。
米中関係は半導体産業を中心にバイデン政権の攻勢が続いていますが、こうした動きに対抗するために中国は、半導体産業への支援を強化し、軍事強化を図るだろうといった見通しから、関連セクターに資金が流入しています。
一方、政策発動から、これまで教育、不動産関連が買われていましたが、こうしたところには利益確定売りが出ています。
個人投資家の循環物色が進んでいる点でも、地合いは好転してきたと言えそうです。
香港衛星テレビは12月20日、”中国は2023年1月3日より入国者の隔離政策を廃止、新型コロナ水際対策の全面開放に踏み来るだろう”と伝えています。
もし、この通りであれば、年初から本土相場は大きく買われる可能性があり、そうした期待も巻き込み、今週の上海総合指数は弱いながらも、戻り歩調をたどるのではないかと予想しています。
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