1日のハンセン指数は2.04%高、トランプ大統領の早期撤退を匂わす発言に反応!!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
1日(水)のハンセン指数は高寄り後、終日売り買いが交錯する展開となりました。
終値は2.04%高の2万5294.03ポイントで引けています。

1日(水)のハンセンテック指数は2.29%高で引けています。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

1日(水)の日経平均株価が大きな陽線を付けているのに対して、ハンセン指数は前日終値比で上昇してはいるものの、上下に短い髭の出た小さな陰線を付けて引けています。
米国メディア(ニューヨーク・ポスト、CNBCなど)によれば、トランプ大統領は31日(火)、米軍がイランに駐在する期間は“そう長くはない”、“2~3週間で撤退する”などと語ったそうです。
イラン側も“戦争を挑発するつもりはない”と発言しています。
ただ、中東地区全体での徹底的な戦争の収束を要求しており、停戦の合意は簡単ではなさそうです。
しかし、トランプ大統領が国内世論に押される形で、戦闘の早期終了、たとえば停戦合意がないままでも撤退するようなことになれば、状況は一変する可能性がありそうです。
中国の王毅外相は31日(火)、北京において、パキスタンの外相と会談を行っています。
即時に敵対行動を止めること、できるだけ早く当事者間で話し合いを始めること、エネルギー、海水淡水化設備、電力などの重要インフラや原子力発電所、核施設への攻撃を止めること、航路の安全を確保すること、国連憲章を守ることなどを提唱しています。
米国が撤退したとすれば、後はイスラエル次第となるのですが、パキスタン、トルコ、サウジアラビア、エジプトの4か国に中国、ロシアが加わり、イラン、イスラエル双方を説得するような形になれば、和平の可能性、つまり、ホルムズ海峡の封鎖解除、自由航行の再開もあるでしょう。
WTI原油先物の動きをみると、日本時間午後3時過ぎには一旦、1バレル=100ドルを割れるような動きもあったのですが、午後6時過ぎの段階で100ドルをわずかに超えています。
アジア各国の株式市場は1日(水)、大きく戻してはいますが、このまま底打ちしたと判断するのは早計だと思います。
国家統計局、物流購買聯合会は3月31日(火)現地時間9:30、3月の製造業PMIを発表しました。
結果は前月と比べ1.4ポイント高い50.4で、ブルームバーグが集計したエコノミストたちの予想中央値を0.3ポイント上回りました。
新規受注が3ポイント高い51.6、新規輸出受注が4.1ポイント高い49.1、受注残が3.1ポイント高い47.1となるなど、景気の先行指数となる受注関連指標が大きく改善しています。
ただ、この指標は2月の春節前後との比較となるため、上昇して当然です。
そうした点を差し引いて評価する必要があります。
ちなみに、昨年について調べてみると、春節明け後2月は1.1ポイント高い50.2となっており、2024年(この年は3月)は1.7ポイント高い結果となっています。
主要原材料購買価格が9.1ポイント上昇しており、川上側では既にホルムズ海峡閉鎖の影響がはっきりと出ていることが分かります。


