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19日の上海総合指数は0.29%高、5日ぶりの反発、2025年の統計発表はサプライズなし!!

2026/01/19

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19日(月)の上海総合指数は安寄りしたものの、前場の早い時間は戻り歩調となったのですが、その後は上値の重い展開となりました。

後場に入り一時前日終値辺りまで戻す場面もあり、大引けで5日ぶりの反発となった割には軟調な相場といった印象でした。

終値は0.29%高の4114.0ポイントで引けています。

セクター別では、貴金属、電力輸送関連、海南自由貿易区などが買われました。

一方、AI関連、通信設備などが売られました。

19日(月)の創業板指数は0.70%安となりました。

19日(月)の上海50指数は0.12%安となりました。

上海総合指数は終値ベースでは12月12日(月)、場中ベースでは14日(水)に高値を付けていますが、その後は調整する展開となっています。

各取引所は14日(水)、信用取引にかかる最低保証金比率を従来の80%から100%へと引き上げると発表しました。

上海総合指数は12月16日に底打ちすると、その後は強い上昇トレンドが発生、1月12日(月)には終値ベースで2015年6月30日以来の高値を更新しました。

当局が問題にしているのは、急速な上昇であり、水準そのものが問題であるわけではありません。

この状況で弱気に転じる必要はないと考えますが、すぐに高値更新となるようでは、再度株価を冷やすための政策が出てくるとみられます。

今年の旧正月は遅く、2月16日(月)から2月23日(月)までなのですが、それが明けて3月5日開催予定の全人代に向けて政策期待の高まり易い時期辺りでの高値更新が当局にとって許容し易いストーリーではないかと思います。

国家統計局は1月19日(月)現地時間10:00、2025年、10-12月期の実質GDP成長率、12月の月次統計を発表しました。

結果は以下の通りです。

2025年実質GDP成長率:5.0%(昨年と同じ、市場予想とも一致)

10-12月期実質GDP成長率:4.5%(第3四半期と比べ▲0.3ポイント、市場予想と一致)

以下は12月の月次統計です。

鉱工業生産:5.2%増(前月と比べ+0.4ポイント、市場予想と比べ+0.2ポイント)

小売売上高:0.9%増(〃▲0.4ポイント、市場予想と比べ▲0.3ポイント)

固定資産投資(累計):▲3.8%減(前月累計と比べ▲1.2ポイント)

全国不動産開発投資(累計):▲17.2%減(〃▲1.3ポイント)

商品不動産販売面積(累計):▲8.7%減(〃▲0.9ポイント)

商品不動産在庫面積(月末):+1.6%増(前月末と比べ▲1.0ポイント)

その他の統計も示しておきます。

輸出(人民元ベース):5.2%増(前月と比べ▲0.5ポイント)

輸入(人民元ベース):4.4%増(〃+2.7ポイント)

CPI:0.8%上昇(〃+0.1ポイント)

PPI:▲1.9%下落(〃+0.3ポイント)

2025年は五か年計画最後の年となり、後半は設備投資の出にくい状況となりました。

GDP成長率は、第1四半期が5.4%、第2四半期が5.2%といずれも年間目標の5%前後を上回っていたことで、下期に入り政府の投資意欲も弱まったとみられます。

年間を通じて不動産市場の悪化が止まりません。

不動産不況に足を引っ張られたこともあり固定資産投資は後半、大幅に悪化、消費に関しては5月までは好調でしたがその後は失速しています。

そうした中で10月を除き、輸出は終始好調を維持し、内需不足もあって輸入が弱かったことも加わり、貿易収支が過去最高であった昨年を更に20.4%上回る8兆5094億元となるなど、高水準の貿易黒字が積み上がりました。

相互関税政策による悪影響を跳ね返すことができたという点は特筆すべき成果です。

マクロでみれば、輸出に活路を見出すことができたので、生産は好調を維持することができたということです。

おそらく今年も成長目標は5%前後になるとみられます。

2025年第4四半期4.5%といった低いところから、2026年第1四半期成長率は高めていかなければなりません。

第15次五か年計画の初年度とあって、2026年はイノベーション投資の拡大が期待されます。

消費については、コロナ禍時代、更にコロナ禍収束後の2022年末あたりから、消費材の買い替え促進など消費拡大政策が続けられています。

2026年も消費拡大政策は打ち出されるでしょうが、息切れ気味なので、景気悪化の元凶となっている不動産についても、更に強力な政策が打ち出されるのではないかと期待する市場関係者もいます。

国際情勢が複雑なこともあり政府の役割は大きく、2026年の本土市場はこれまで以上に政策情報による影響が出やすい年になるのではないかと思います。

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プロフィール

たしろ・なおき
田代尚機

中国株アナリスト
1958年生まれ。愛知県出身。大和総研、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立、TS・チャイナ・リサーチ(株)を設立。現在は生活の拠点を中国に移し、日本と中国を行き来しながらフリーランスとして活動中。マスコミ、金融機関や、個人投資家向けに情報提供を行っている。大和総研勤務時代に1994年から9年間、北京に駐在、中国経済、個別企業の調査を担当。それ以来、中国経済、企業に関する情報提供をライフワークとしている。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
【著書】
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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